新川忠『Paintings of Lights』ミニレビュー
男性シンガーソングライター約10年ぶりの新作。以前紹介した北園みなみと同様、Lamp界隈のアーティストのようです。
ジャケットからもうかがえますが、ちょっと耽美がかった世界観のファンタジックなシンセポップ・AOR。
1曲目『アイリス』や3曲目『霧の中の城』あたりはメロディーが一際メロウでうっとりしてしまいます。氏のルックス通りの繊細な歌声も素敵。
どの曲もとても丁寧に作られたであろう逸品なのですが、リズムの緩急に乏しく似たタイプの曲ばかりなので集中して聴くのはややキツかったです…。
それとタワレコ購入特典でアルバムタイトルを冠したキーボードインストがついてきたのですが、良い曲なので普通にアルバムに入れてほしかったなぁと。