上半期ベストトラック2017
久しぶりの更新です。
更新の時間を確保するのが難しく、すっかり放置気味ですが、年間BESTモノだけは意地でも続けます!
サマソニ行く前に書いていたので、早くもチェックしそびれが多くあったことを実感していますが・・・
16.SEX VIRGIN KILLER『Dead End Breaker』
- アーティスト: SEX VIRGIN KILLER (セックスヴァージンキラー)
- 出版社/メーカー: lilii sound loom
- 発売日: 2017/03/08
- メディア: CD
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今時エクスタシー期のXだとかAIONだとかを彷彿させる時代錯誤甚だしいルックスのバンド。
10年前ぐらいに一度一部で話題になっていましたが、それをすっかり忘れていた中でようやく出た1stアルバム。
しっかりと鉄壁な演奏、ギターソロもしっかりドラマティック、なのにそこに乗るヴォーカルが余りにナルシスティックでヘロヘロで悶絶。V系はこうでないと!
好む音楽は年々変わってきていますが、結局こういうのは聴いてしまいますね。
Tetsuya Komuro / JOBS#1発売直前 ティザームービー ver.2 - YouTube
大森靖子をフィーチャーした小品。
タイアップに合わせてサクッと作ったものとは思いますが、これがまた良い意味でのTHE小室節の名曲。
ファンタジックなシンセに彩られたサウンドの上を、キーボードが例のリズムで弾む!
ふわっとした彼女のヴォーカルもとても合っています。
14.KREVA『FRESH MODE』
どこか奥行きのあるトラックが印象的で、全体的にメロウなアルバムを象徴する1曲。
ラップ・加工ボイスもどこか海外の最新モードっぽさが感じられ、全体的にドープな雰囲気なんだけど、そこにフッと甘いフックが入ってくるのがたまらない。
13.fazerdaze『Lucky Girl』
Fazerdaze - Lucky Girl (Official Video)
ニュージーランドの宅録女子。いいなあニュージーランド。
キラキラしたアルペジオに彩られた爽快なギタポ+リバーヴのかかった女子Vo.・・・。
もうこの手のインディーポップ、どれ聞いても同じだろと思うのですが、やっぱり抗えない。MVも昔見た洋画のワンシーンみたいで素敵です。
ただアルバムはもっとどんよりしていて期待外れ。
12.西野カナ『パッ』
カナやんかわいい。
ダンスもかわいい。
11.PLASTICZOOMS『Breitenbach』
以前の曲で例えると『Cry,Distance』のような、フロントマンSHO氏の低体温Vo.+哀愁エレポップ系統の曲が好きなので、まさに待ち望んだ1曲でした。
10.The Chainsmokers『HONEST』
The Chainsmokers - Honest | (Traducida al Español) - YouTube
今年頭今頃になって『Closer』にハマり、『Paris』にもハマり・・・という中で出たアルバム『Memories...Do Not Open』より。
たしかに上記2曲の路線を期待した身からすると期待通りなんだけど、似たような曲ばかりで逆にビビるという。
とはいえ1曲1曲は良いです。みんなで歌えるEDMの様式をベースに、こういう切なさを持ち込んだのは発明では。
ジャンルとしてはフューチャーベースとのことだけど、80'Sっぽさすら感じますね。
09.ゆるふわギャング『Hunny Hunt』
本当は『Dippin' shake』が一番好きなんですが去年に発表されていたので。
彼らの特徴である、ちょっとかわいらしいトラップサウンド+ふわっとした男女ラップ、による独特の浮遊感という彼らの良さが詰まった曲。
これはプーさんのハニーハントがテーマとのことで、あまりダーティー過ぎずただただ気持ち良いのが好きです。
08.VAMPS『Don't Hold Back』
よりヘヴィーロック・インダストリアル寄りに傾いたアルバム『UNDERWORLD』収録曲。
どんなに音がUS仕様になってもHYDEの艶やかな歌声と二人のメロディーセンスは揺るがないのだなと再認識しましたね。
07.LOVE PSYCHEDELICO『Might Fall in Love』
LOVE PSYCHEDELICO - Might Fall In Love(Short ver.)
デリコ、かっこいいけどメロディーの上下/抑揚がなくてどれ聴いても同じ…というイメージを大きく覆した1曲。
ラテンっぽい雰囲気のセクシーなミドルナンバーですが、こんなにメロディーがキュートな曲って彼らの中にほとんどなかったのでは。
MVのKumiさんも妙にかわいいぞ。
解散コンサートがあまりに素晴らしかった彼らのこれまた名盤『WIFE』収録の新録曲。
アッパーな曲が多めな従来に反し、テンポをぐっと落とし曲のバリエーションも充実させていた当作を代表する1曲です。
サビでの抑えめなヴォーカルの掛け合いが綺麗で、マリッジブルーというテーマをこうファンタジックに描いてしまうとは清竜人はやはり天才だなと 笑。
また、意外と彼らの曲でここまで男女ヴォーカルを擁する意義を感じさせるものって多くなかったなあと感じたり。
竜人氏のいつもならカッコよくキマる台詞もここでは夫人達に悉くあしらわれてしまうのも良いですね。
05.岡崎体育『Natural Lips』
岡崎体育 『Natural Lips』Music Video - YouTube
逆空耳ソング。というとSOPHIAの『HARD WORKER』が思い浮かぶ脳なのですが、歌詞としての意味を除けばそれをはるかに上回る完成度かなと。
方々でSOUL'd OUTが引き合いに出されていますが、ディスコ調のトラックの感触も含め、私も同じことを思いました。
「ブス 否 美人」は2017年屈指のキラーフレーズ。
04.Calvin Harris『HOLIDAY feat.Snoop Dog,John Legend & TAKEOFF』
Calvin Harris - Holiday (Official Audio) ft. Snoop Dogg, John Legend, Takeoff - YouTube
サマソニでのセットリストが「カルヴィンショック」などと揶揄されていますが、アルバム『Funk Wav bounces Vol.1』自体は本当に傑作なんですよ。
アルバム通して傑作なので選ぶのが難しいのですが、今回はタイトルのイメージから最も裏切られたこの曲を。(『Feels』と迷った)
John Legendのスモーキーな歌声の映える、よりヴィンテージ感の強い1曲です。
03.sukekiyo『斑人間 Collaboration with 福井祥史(VINYL, ex.STRAWBERRY FIELDS, ex.D'ERLANGER)』
リメイクものはこういう中に入れたくないのですが、でもめちゃくちゃ聴いたので。
元々は2014年発表したものを、福井祥史をゲストボーカルに加えて再録しています。
VINYL時代から一切の衰えのない、福井氏のハイトーンボイスが健在でびっくり。
そしてクリーントーン主体のsukekiyoにおいては比較的メタル寄りの曲なので、この歌声がしっかりハマる。
彼らの曲がやはりどんどん難解になってしまうなかで、1stアルバム収録曲はメロディーが際立っていてどれも好きだなあと再確認。
02.DJ Khaled『I'm the one feat.Justin Bieber,Quavo,Chance the Rapper,Lil Wayne』
DJ Khaled - I'm the One ft. Justin Bieber, Quavo, Chance the Rapper, Lil Wayne - YouTube
ラッパー勢の豪華ぶりも凄いけど、リラックスした横ノリサウンドを彩るジャスティンの甘い歌声が好き。
ガンガンの冷房の中こういうのを聴いて、青空と海を眺めていたくなるようなw。
01.JJJ『BABE feat.鋼田テフロン』
これは完全にいい意味での雰囲気モノです。
正直何をラップしているのかほとんどわからないし、彼自身が何者かもあまりピンと来ていない。
なのにフロウもビートもただただ心地よい。鋼田テフロンのフックもめちゃくちゃ耳に残る。
GWに香港に旅行に行ったこともあり、MVでの香港の夜景・街中の映像もグッとくる。
このちょい後にKEN THE 390がテフロン氏をフィーチャーしたメロウものをリリースしていてそっちのが遥かに解りやすいのですが、何故かこっちばかり聴いてしまいますね。
ということでなんとなく浮遊感のある曲が多めな2017上半期。
仕事もアレだし、音楽を聴くときはふわっとしていたい、的な思いの表れかも・・・。