スピード感(仮)

自分の好きな音楽、中古屋で収穫したCD等についてつらつら語ります

海外旅行でCDのおかいもの -ドバイ編-


いきなりですが、私は海外旅行が好きでして、お土産として可能な限り買っているのは現地のCDだったりします。

先日ドバイへ旅行に行ってきました!!
アラジンの世界のような砂漠の世界と日々進化を続ける大都会をこの目に焼き付けたかったのです。
夏には外気が50℃近くになると言われますが、私が行ったのは2月だったので、昼は25℃・夜は17℃ぐらいと丁度良い天気。
あの世界一の高層建造物であるバージ・カリファをはじめ煌めく摩天楼の夜景に心奪われ、デザートサファリツアーに参加するなど楽しい旅でした。

さて、非イスラム文化にも寛容なUAEの中でも、欧米の高級ブランドや企業が多数進出し、観光客だけでなく外国人居住者も多いドバイ。
ホテルのレストランやバー・クラブではお酒もOK。なので結構街中では世界のヒットチャートをベースにクラブ系の曲がガンガンかかっているんですね。
なので音楽産業もそこそこしっかり存在するようです。小さなコンビニのような店に行っても意外と現地のCDが売られていたりもします。

しかしなかなか行く機会の無いドバイで、如何に他の予定を邪魔しないように空いた時間でCDを買うか?
…そんなときにおすすめなのが、英ヴァージン・グループによって運営される大型CDショップ「Virgin Mega Store」。
日本にも割と最近まであったんですね、知らなかった。
音楽だけでなくゲーム機や本・楽器・DVDなどを総合的に取り扱うショップで、ドバイではドバイモールとモールオブジエミレーツに店舗があります。ドバイ観光の際はどちらかには必ず寄るはず。
CDの品揃えとしてはユニバーサルミュージックが絡むものがメインですが、現地の作品も少々。ジャズからクラブミュージック、さらにメタルまで結構幅広く取り揃えていました。

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写真はドバイモール内の店舗です。

買ったのはこちら3点。

1.Various Artists『The Best Arabian Nights Party 2015…ever!』

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UAT - Mashiha - مشيها - YouTube

…意外とチャラい!と思った人も多いのでは。
リンクを貼ったのは1曲目に収録されている、UATというユニットのヒット曲(らしい)『Mashiha』。
近年のThe Black Eyed Peasm-floをアラビアン化させたような感じですね。
以降も世界水準のトラックに時折アラビアンな旋律が織り交じるスタイルの楽曲が並んでおり、それがエレクトロR&B~ダンスポップ~インストのEDM…といった流れで20曲も続くので頭がおかしくなりそうになる 笑。
ドバイの灼熱に脳が溶かされていく感覚にも近いかもしれません。
他の収録曲に少し触れますと、女性シンガーGina heisser(出身はNYだそう)の『Habibi Love』は夕暮れ的でクール&ドライなミドルテンポダンスチューンですが、何故かNile Rodgersをフィーチャー。
あとBunyakim Olguncan『Harem Dance』はクラブというより完全に現地のベリーダンスのBGMだよなあ。

 

2.Various Artists『the desert lounge°vollume two』f:id:Shinikana:20170219203303j:plain

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2007年リリースのタイトル通りのラウンジコレクション。インストのみ。
こちらも時折アラビアっぽい旋律が時折聞こえてきます。
デザートサファリツアーのキャンプでこんなようなのが流れていました。


3.Fayez Al Saeed『Ana Weni』

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Fayez Al Saeed ... Ana Weni - Video Clip | فايز السعيد ... انا ويني - فيديو كليب - YouTube

こちらはドバイ出身でドバイで活躍する男性歌手ファエズ・アル・サイードのおそらく最新作。
ジャケットからブックレットまでアラビア語の嵐だったので、何というアーティストの何という作品か調べるのに大変苦労しました。
歌・コーラス・パーカッションの目立つトラックなど、THEアラビアンポップスといった趣。
しかし12曲目のようにエレクトロビートを導入した楽曲もあり、ジェントルでユーモラスなジャケットが示すように時流もしっかりと乗りこなしています。

 

またドバイへ行きたいなあ。
そのときはドバイの音楽シーンがどのようになっているかも楽しみ…!!

ではまた!

下半期・年間ベストトラック2016

 

diaryshinikana.hatenablog.com

 

ではでは続いては下半期、および年間のベストトラックを。
2016年なので16曲です。

 

16.KANDYTOWN『R.T.N』

KANDYTOWN <通常盤>

KANDYTOWN <通常盤>

 

話題作だから手に取りました(ミーハー)。
ソウルのサンプリングを中心としたトラックのお洒落さにも惹かれますが、見た目から連想されるギャング系のラッパー集団のようなダーティーなリリックがないのが特に良いですね。
クールな音楽をバックにクールにラップしてクールに街を歩くというスタンス。
元々草刈正雄の息子(故人)を中心とした集まりだったからか、不良っぽさと品の良さが絶妙なバランスです。

KANDYTOWN - R.T.N - YouTube

 

15.A9『ANIMUS』

LIGHT AND DARKNESS

LIGHT AND DARKNESS

 

Alice Nine名義のラスト作では迷走感も否めなかった彼らですが、事務所独立&改名を経て再び軌道修正。
アルバムはシティポップ調の曲なんかもある(しかも意外と様になってる)充実作で、『VISUAL JAPAN SUMMIT』で披露されなかったのがもったいないなーと。
この曲はスペーシーな電子音が光る、得意の4つ打ちVロック。王子様感のあるヴォーカルがハマっています。

 

14.METRIK『LIFE/THRILLS feat.Nagawd』

Life/Thrills

Life/Thrills

 

都会の夜景・夕景が好きなんですが、たまたまそんな感じのジャケを見つけて手に取ったイギリスのドラムンベース系のユニットの2ndから。
フィーチャーされたラッパーとトロピカルな鍵盤がイマっぽい、ドラムンダンスポップ。
声ネタの使い方も流行りなのかもしれませんが、Major Lazorっぽくもありますね。

 

13.For Tracy Hyde『Her Sarah Records Collection』

Film Bleu

Film Bleu

 

うわああああ何という青春の煌めきギターポップ
みずみずしいメロディーに音を外し気味なヘタウマ女子ヴォーカル(ルックスはモデルさんみたいなのになあ)が乗っかるという、特に新しい発見もない音なのですが、やっぱりこの系統には抗えませんでした。
ちなみにバンド名にhydeという文字が入っていますが、この曲のメロディーはtetsuの『Can't stop believing』っぽいです。

 

12.L'Arc~en~Ciel『Don’t be Afraid』

Don't be Afraid【初回盤】(Blu-ray付)

Don't be Afraid【初回盤】(Blu-ray付)

 

 tetsuyaのペンによるシングル曲。
『EVERLASTING』『Wings Flap』と初期のNW感に2010年代的サウンドメイクが融合したような楽曲が続いていたラルク
てっちゃんさんソロシングルがポジティブ一辺倒だったこともあり、そろそろ『READY STEADY~』『Link』みたいなのが来るかと思いきや、これもどこか初期的な憂いを湛えたアップチューン。なんとなく『DAYBREAK'S BELL』を彷彿とさせたりも。
Bメロが特に好きです。

 

11.Two Door Chinema Club『Je Viens De La』

GAMESHOW/DELUXE EDITIO

GAMESHOW/DELUXE EDITIO

 

 流行に乗って彼らもアーバンファンク化。
見た目がどうこうも含め、よりスタイリッシュな山下達郎みたいな感覚。

 

10.有村竜太朗『鍵時計』

デも/demo(通常盤)

デも/demo(通常盤)

 

 ノベンバやPeople in the boxなどこの手の系統が好きな人にとっては垂涎ものの面子が揃っているソロ作ですが、いつも通りのプラでした。
暖かいメロディーが染みる、フォーキーな1曲。

 

9.清竜人25『アバンチュールしようよ』

 まさかの解散な彼らの夏シングル。
ゴージャスなホーン・ストリングスを従えた、夏らしいAOR
ちょうど自分のここ数年の流行にハマったのもありますけど、これはソロ・25含めてもかなり上位に来るぐらい好き。
チャラいMVも良いなあ・・・。

清 竜人25「アバンチュールしようよ♡」 - YouTube

 

8.きのこ帝国『夏の影』

愛のゆくえ(初回限定盤)(DVD付)

愛のゆくえ(初回限定盤)(DVD付)

 

 いきなり余談ですが、iPodシャッフル再生で伊勢正三のあとにこの曲が流れて来たのですが、まったく違和感がなかったです。
そんなダブフォーク。
個人的には寂しく終わってしまった今年の夏にあまりにもハマった1曲です。

 

7.Alexandros『Feel like』

EXIST!(初回限定盤A)(DVD付)

EXIST!(初回限定盤A)(DVD付)

 

 アルバム『EXIST!』から。
近年のテイラースイフトMaroon5あたりを彷彿とさせるような最新型アメリカンポップスを再現して見せたような1曲。
こういう軽やかなポップスもこなせるとは器用だなあ。
ますます鎖国化進む日本のポップシーンに2010年代の海外のポップシーンのトレンドを輸入してくれる貴重な存在になってくれるのではと期待。

 

6.乃木坂46『サヨナラの意味』

サヨナラの意味(Type-A)(DVD付)

サヨナラの意味(Type-A)(DVD付)

 

 いい曲ばっかり続けてリリースする乃木坂ちゃん。中でも橋本奈々未さん卒業記念のこの曲は感動的。同じく今年のぱるる卒業曲とどうしてこうも違うんだ。
Bメロ「過ぎ去った普通の日々が~」の「日々が~」の部分のメロが特に好きです。
あと欅坂も乃木坂もサビではガイドボーカル?の男性の声がうっすら残っているのですが、これがまた切なさを引き立てます。

 

5.w-inds. 『Backstage』

Backstage 初回盤A(DVD付)

Backstage 初回盤A(DVD付)

 

 トロピカルハウスを取り入れた意欲作…というよりは既に次の次元に達しているような。こんな曲他で聞いたことなかったです。
トラックを引き立てる涼しげなコーラス・歌声が素晴らしく、彼らが歌ったからこその奇跡の完成度なのではと。LDH界隈でも同事務所のISSAや大知でもどこか暑苦しくなってしまう。
また、ダンス担当2人のクールな掛け合いを聴いてると『NEW PARADISE』(7thシングル)の2016年版と言えるんじゃないかと思ったり。

Backstage(MUSIC VIDEO Full ver.) / w-inds. - YouTube

 

4.the band apart(naked)『light in the city2』

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 バンアパのアコースティック編成による過去曲のリアレンジアルバムから。ちょっと反則気味のエントリーですが。
元々シューゲちっくな轟音で疾走するギターロックだったのが、テクニカルなアコギが光るほっこりミドルナンバーに。
この方がメロディーが光って、原曲より好きですね。
朝の通勤のお供!

【MV】the band apart (naked) / light in the city 2 - YouTube

 

3.パブリック娘。『このままこの電車に乗って』

初恋とはなんぞや

初恋とはなんぞや

 

 男子3人組ラップ・ユニットのデビュー作より。
リリックで引用されている『イツナロウバ』にもどこか通じる、だらだらした学生生活の煌めきとセンチさがつまったヒップホップです。
最後の女の子たちとの掛け合いパートのまぶしさにで一気に涙腺にこみあげてきます。

 

2.Bruno Mars『24K Magic』

24K MAGIC

24K MAGIC

 

 ジャケがチャラい。1回あのポーズで写真とってみたいんですが、確実に似合わない。
ラグジュアリー感溢れるアーバンファンクです。成功者でないと放てない輝きがあります。
プリンスとかが引き合いに出されていますが、個人的には『BEFORE THE DAYLIGHT』の頃の角松敏生を思い出しました。

 

1.The Florist『Sadness Like Water Raining Down』

Blood Music

Blood Music

 

ド直球のUKロックを奏でる日本のバンドの1stから。
幻想的なクリーントーンギターに乗せたドリームポップ…というかアルバム全体がほとんどこの調子なのですが、透明感に満ちた歌声が素晴らしくて聴き惚れてしまいます。
中でもこの曲は特にメロディーに広がりと切なさが感じられて好きだなー。

視聴音源が見つかりませんでしたので、アルバム表題曲(これも名曲)を。

The Florist - Disintegration - YouTube

 

 

ということで上期の聞き逃しを含め、2016年のベストは

10.TWEEDEES『STRIKERS』

9.STUTS『Special Day feat.CHIYORI

8.the band apart(naked)『light in the city2』

7.パブリック娘。『このままこの電車に乗って』

6.清水翔太『Damage』

5.M83『For the kids』

4.Bruno Mars『24K Magic』

3.The Florist『Sadness Like Water Raining Down』

2.METAFIVE『maisie’s avenue』

1.The 1975『THIS MUST BE MY DREAM』

 

ということでやはりThe 1975が2016年の1位です。
The1975との出会いは本当に大きかった。
UKロックとして手に取ったつもりが、ビルボードチャートに並ぶ世界のアーバンポップ達への扉を開いてくれましたし、サマソニに行くきっかけにもなりましたし。
それを機に?私生活でも気の持ちようとかも結構変わりまして。久々に音楽に色々変えてもらったような気がします。

 

では良いお年を~

下半期ベストトラック2016から漏れたもの

年末ですね~。
今年は本当に激動の一年でした。
特に仕事の影響もあってか、激しい音楽がだんだん厳しくなってきました 笑。
特に朝の通勤ではテンポ早いのやラウド系の音は一切排除して、アコースティックモやヒーリングものを聴くように。
ただあまりにそっち方面を突き詰めるとやばい方に行ってしまいそうなので、間をとってTOSHIのソロ(『Grace』あたり)とかJames Ihaの1st、ヒップホップではEVISBEATSなんかを通勤のお供にしてます。
更新が少なかった分、文が長くなってしまったのでまずは選外から。

 

THE NOVEMBERS『風』

ハレルヤ

ハレルヤ

 

 THE耽美!
ラルク芸人としても知名度を上げたノベンバの傑作アルバム『Hallelujah』から。
ネオアコ風のキラキラしたアルペジオとドカドカしたドラム、流麗なメロディーラインが印象的なポップナンバー。
最近の彼らの歌詞は9割が日本語なのですが、じっくり読む気にさせられますね。

 

MAY'S『ROMANCEはアフターワーク feat. predia

抱きしめてShining(Type-A)(DVD付)

抱きしめてShining(Type-A)(DVD付)

 

 着うたR&BやHIP-HOPだったのが、いつの間にやら角松敏生と絡むようになり、新作では80'sやビーイングダンスビート(『時の扉』)満載に。
そんなアルバムの中の異色の1曲。
これは90年代のエイベックスっぽいダサさ。
当然曲としてもアルバム中下ランクなのですがw、職場のエロいお姉さん大集合みたいなMVがやヴぁいので。


MAY'S - ROMANCEはアフターワーク feat. predia

 

MIYAVI『Fire Bird』

Fire Bird (通常盤)

Fire Bird (通常盤)

  • アーティスト: MIYAVI,JUN,Lenny Skolnik,Tony Rodini,Austin Massirman,トム・レナード
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2016/08/31
  • メディア: CD
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 次々と重なる壮大なコーラスを切り裂くように雪崩れ込む、炎が渦巻くようにうねるギターがカッコいい。

チャレンジ精神が旺盛すぎて相変わらず次々スタイルの変わる彼ですが、今度はアーミング奏法を取り入れたことでどこかSUGIZOっぽくもなりましたね。

 

Island Bag『海の声』

Stars in the Sand

Stars in the Sand

 

正直auのあのCMがなんであんなにウケているのか全然わからなくて。桐谷健太のあの曲もそんなに売れるほどかね?と思ってました。
その桐谷健太のあの曲を作曲者であるBEGIN島袋氏が姪っ子さんとのユニットで英詞でセルフカヴァー。
…って字面だけ見ると安っぽい企画だと思ってしまうのですが、歌声で一発で持っていかれてしまいました。このカヴァーを通して、原曲も実はいい曲だったんだなと。
ちなみにヴォーカルはOLIVIAの妹でMice Paradeのメンバーとのこと。
ミニアルバムも聞きましたが、オリジナル曲もBee GeesとかJacksonsみたいな柔らかファンキーな塩梅で良かったです。

 

Cyntia『Bless of the Fire』

Urban Night

Urban Night

 

こういうメタルはもう自分にはいらないと思っていましたが、がっつりやられてしまいました。
Aldiosのメンバーも友情参加した、サビのヒロイックなコーラスが印象的なガールズメタル。
男がこれやると暑苦しいだけなのですが、そうならないのはヴォーカルのパワー(+ルックス)か。
たまにこういうの聞くと気が引き締まりますね 笑。

 

SIMPLE PLAN『Opinion Overload』

こういうポップパンクにも周回遅れで手を出し始めてます。
曲構成とかはかなりベタだと思うんですが、王道ゆえのエモさというか。
最近この手のがやっぱり流行ってるみたいで、TOKIOも似たような曲出してましたね。

 

冨田ラボ『ふたりは空気の底に feat.高城晶平』

SUPERFINE

SUPERFINE

 

冨田ラボってキリンジとかをフィーチャーして高品質だけどオジサン向けのポップスを作っているイメージがあって敬遠していたのですが、新作は時流がうまくかみ合ったのか新進気鋭の若手ばかりを起用。
もう全曲素晴らしいのですが、以外にもハマったのがこれ。
変則的な打ち込みビートと素朴なヴォーカルの相性が意外にも良くて。

 

では次はベスト16!

氣志團万博2016(2日目)に行ってきました!

いまさらの感想になりますが、恒例の氣志團万博に行ってきました!
フェス形式になった2012年から、ほぼ毎年の参加です。
今年は念願の両日SOLD OUT、ということで非常に嬉しいのですが、むしろなぜ今までソウルドアウトしなかったのかと。
主催の翔やんもインタビューで語ってましたが、「出演バンドが毎年ある程度固定で、且つ同じ系統が集まってた方が安心」と考える人のほうが多い、ということなのでしょう。


私の参加した2日目は「不良」をテーマに集められたと思わしき面子。
同日に台場で行われるUltra JAPANに背を向け、袖ヶ浦海浜公園へ…。

 

…天気は曇天でした。せっかくの海辺のロケーションが台無し><。
いつもシャトルバスが会場に近づくとバス車内は歓声に包まれるのですが、この天気ではそれもなく。
しかしなんとか雨が持ちこたえただけでもありがたかったんですけどね。

 

寝坊をしてしまい開会宣言のアントニオ猪木を見逃してからの会場入り。

・SiM
のんびりと後ろのほうで。不良揃いのこのフェスにおける湘南代表…と思わせて、実はヴォーカルが元生徒会長でこの日数少ない優等生だったという彼ら。
ラウド系バンドとしての印象が強いですが、レゲエ色もあるので、夏らしくて心地よかったです。

私立恵比寿中学
足を怪我したメンバーがいたからかもしれませんが、今年は「正統派アイドルっぽいステージ」で挑んできたエビ中
初っ端の『誘惑したいや』~最新曲にして超名曲『まっすぐ』までシンプルな名曲の嵐。
集まったファンは物足りなさそうでしたが、個人的は変に奇を衒うよりこういうほうが好きだなあ。

東京スカパラダイスオーケストラ
リハで『銀河と迷宮』。この曲昔本当に好きだったのでいつか生で聴きたいのですが、本編では絶対演ってくれないんだよなー。
煽りVは翔やんが「去年のステージでのコラボは最高だったけど、CD作品物にしないと意味がねえんだよ!」と訴える内容で、これまで見た煽りVの中でも一番笑いました。
見てた人はわかると思いますが、さかなクン×スカパラのコラボ曲『Paradise Has No Border』が「俺が噂の綾小路翔~」という歌付きで脳内インプットされてしまいました。
そんな前振りのあと、早速スペシャルゲストのさかなクンが!!!! これぞ万博!!!
そしてその後も氣志團『ゴッド・スピード・ユー』カヴァーするわ、『美しく燃える森』やるわ、の大盤振る舞い。
最後は知らない人と肩組んでハッピーに。

森山直太朗
去年の万博を最後に休養に入り、今回は活動再開後早々のステージ。いきなり皆が望んでいた名曲『夏の終わり』を。
毎年開会宣言やら転換時間のみの登場だったため、自分のステージができるのが嬉しかったのか、MCもテンション高め。
そして、そんな万博には欠かせない存在ということもあり、人が物凄い集まる。ステージエリアから人が溢れまくりという人気ぶりでした。
こんなに森山直太朗に人が集まるロックフェスが他にあるのか…。実際本人も「元々夏の野外フェスは苦手で…」と語っており、それを覆してくれたのが氣志團万博だと。
そんな彼の感謝の思いを込め、御徒町凧を迎えて(見た目フツーの人だな)氣志團『鉄のハート』のカヴァーを披露。前半はバラード調、後半は翔やん出てきて氣志團同様のパンク調というアレンジ。こういうとこに出てくると、やっぱ翔やんはロックスターだなと思いますね。
あと、ストリングスを従え上品なテイストの4つ打ちナンバーの新曲『魂、それはあいつからの贈り物』が良い曲でした。

・TUBE
32年のキャリアで初の夏フェス参加という彼ら。
煽りVは木更津でヴォーカル前田が親父狩りにあったという話(明言はされていませんが、それを余裕で返り討ちにしたという内容が示唆されました 笑。この人もまた不良なのです)
1曲目からの『シーズン・イン・ザ・サン』にはじまり、『夏だね』『Beach Time』『さよならイエスタデー』といった夏の定番曲がこれでもかと連発。
自分は今『TUBEst』『TUBEst2』を聞いているのかと。そんなんだからイントロが流れるだけでもはや笑ってしまう。
1曲申し訳程度に新曲『RIDE ON SUMMER』が披露されたのですが、これがまた前述のベスト盤に入っていても全く違和感のない王道のTUBE節で。
(大いなるマンネリというニュアンスも込めつつ、むしろ歌唱力・メロディーセンスが一切衰えていないことの凄さも込めた表現です)

コレクターズ・10フィに恨みがあるわけではないのですが、海を見ながら飯を。

中島美嘉
リーゼント・特攻服の人がわらわらと闊歩するのがこのフェスの最大の特徴ですが(リンク参照

特攻服に白スーツ!?気合入りまくりの「氣志團万博2016」ファッションスナップ | Festival Life

)、一番驚かされたのが中島美嘉ファンの特攻服姿。
この人も元ヤンですもんね。
アナ雪にかけた「美嘉は雪の女王」という煽りVの前振りを受けて、『雪の華』。
以降、ヒット曲のオンパレードでした。
翔やんを呼び込み一緒にダンスした『ALL HANDS TOGETHER』では、ワンナイのフリをアドリブで織り交ぜて楽しそうに踊っており、こんな笑顔も出せる人だったんだなと。

ももクロでは休憩。今年のアルバムでは堂本剛作の『桃色空』が特に好きだったので、聴けて嬉しかったです。良い曲。

クレイジーケンバンド
ベストアクト。これぞ大人の不良。洒脱でエロティックそして香辛料の匂いがするような、横浜や香港の路地裏が似合うサウンド。これはカッコいい。
1発目から『タイガー&ドラゴン』はズルい。

VAMPS
新曲(海外プロデューサーを迎えて新機軸)を頭に持ってきて、あとはいつもの曲。
中島美嘉を迎えて本日2回目の『GLAMAROUS SKY』にアガった。

・the GazettE
メインステージではないのでファンしか集まらないかと思いきや、暴れたりないキッズが多数詰めかけていて満員でした。
このときの最新アー写同様の衣装で、特にRUKIはハットを深くかぶって登場したのですが、夜の野外に溶け込むような黒ずくめの5人の佇まいに痺れます。
音も見た目もどんどん洗練されていって、彼らは本当にヴィジュアル系代表と呼ぶにふさわしいバンドなんじゃないかと。
ガゼットがカッコいい限り、ヴィジュアル系はカッコいいものとして映るんじゃないか」なんて思いました。
あと良かったのが、煽りVやMCで「うちらのライヴの名物ヘドバン」とか「初めての人もヘドバンしてみませんか?」とヘドバンに言及していた点。
ラウド寄りのV系バンドでキッズのノリとバンギャのノリで喧嘩が起こったりとかよく聞きますけど、バンドが自らスタンスを明確にすれば解決する話なんですよ。きっと。ガゼットはヘドバンでノるバンドなんだと。
そんなヘドバンの海に、少年とおばあちゃんが巻き込まれて困惑しながらぽつんと立ち尽くしていた場面を見かけたのですが、そんな彼もこのステージでの衝撃を胸にいつの日か高田馬場のライブハウスに・・・とかそんなことも考えてました。

矢沢永吉
ファンも凄かったですが(『関東矢沢○○連合』と書かれた旗振り回してるし)、やっぱり生の永ちゃん凄まじかったです。規格外。一挙一動がロックンロール。
生で聴く『黒く塗りつぶせ』のカッコよさといったら!
ラスト『いつの日か』のアウトロでステージを背にする永ちゃんの背に「E.YAZAWA」タオルがそっとかけられる(スクリーンにはタオルがアップで映る)、という退場の仕方は衝撃。
永ちゃんのファンは毎回こんなステージ見てるのかな。圧倒的過ぎて世のほとんどのアーティストでは勝負になりませんわ。
敢えて意地悪な見方をすれば、このフェスへの想いは特に無さそうでしたし、セトリも他フェス同様だったので、きっちり仕事して帰って行っただけ、とも言えるのですが、あれだけステージがカッコよければ文句なしです。

氣志團
「俺はわかってるぜ、みんな永ちゃんのステージで燃え尽きたろ?」「激しい運動の後はストレッチが必要だから」というMCが全てを語っている、そんなステージでした。
ワンナイがサンバ仕様だったのは、小林幸子アルスマグナのやつを意識してるのか・・・。
ももクロをバックに呼んでの『SECRET LOVE STORY』聴けたのは嬉しかったですが、個人的には去年のセトリのほうがよかったかなと。

〆はもう一つのステージでのDJダイノジだったため、恒例のアンコール&超サプライズはなく。

うむー、2ステージ制にしたことで必要以上にシステマチックになってしまった気もします。

 

というわけで
文面に滲み出ているかもしれませんが、天候のせいか(雨は昼にはなくなったけど)、去年ほどテンション上がらずというのが正直なところでした。やっぱ夏フェスは天気が大事ですね。
でも楽しかったのは間違いないですし、これからも期待しかしていないので、また来年袖ケ浦の海で!

SUMMER SONIC 2016(TOKYO 2日目)に行ってきました!

SUMMER SONIC 2016、2日目(TOKYO)に行ってきました!!!初サマソニ!!!

前々から行きたいとは思っていたのですが、これまではあと一歩のところで行くまでに至らず。
今年は上半期聴きまくったアルバム『I like it when you sleep~』を携えたThe 1975と、周回遅れでハマっていたSuedeが同日で観られるということで遂に決心した次第です。
サマソニどころか洋楽アーティストを見るのも人生初、ということで洋楽好きの友人を誘い誘われの参加。
会場は東京(千葉 幕張)です。

 

サマソニの会場に着いて
都市型フェス、ということで幕張メッセホール(屋内)とマリンスタジアム(屋外)が舞台です。
夏なのに屋内…ひたちなか海浜公園のあの「ひと夏の楽園」感が恋しい…という気持ちも強かったのですが、冷房ガンガン(でも観客の熱気でそこそこ暑い)の環境に慣れてしまうと外になかなか出られないものです。
でも今回は行かなかったのですが、海沿いのビーチステージや緑に囲まれたSEASIDE VILLAGEなんかもありますし、決して夏感が無いわけではなく。
気になっていたメッセ~マリンスタジアムの移動も距離的にたいしたことなく、その道中の歩道橋では部活帰りの近所の高校生集団と所謂サマソニ民が入り乱れたりする場面もあって面白い。
SONIC ARTと銘打ったペインティングアートの展示コーナーや大道芸の披露なんかがあるのもお祭りっぽくて良いなあ。
そして改めて実感しましたが、参加者もフェスごとにカラーがあるのだなと。
以前ROCK IN JAPANのことをリア充フェスとか書きましたけど、全然大したことなかった。こっちのほうが数段上でしたね。
この日はFLO RIDAがいたからかもですがパリピも結構見かけましたし、単純に都会的でおしゃれな人が多いなあと。

 

では早速

 

ゴールデンボンバー
朝1発目。
Sunflower Beanを見に行こうと思ったのですが、ステージが遠かったので先にこちらの様子見を…と思っていたら全部観てしまいました。
過去、V-ROCK FES・氣志團万博・ROCK IN JAPAN FES等様々なフェスで彼らのステージを見てきましたが、今回はどう出るか…。
いつも通りでした。
初見の観客が多いとみてのことだったのでしょう(実際その通りだった)、とうもろこしソロやV系の振付総ざらい『毒グモ女』などなど本当にいつも通り。
でも『HOT LIMIT』~『Dance My Generation』という浅倉大介つなぎには心躍りましたし、お父さんのくだりには爆笑。
ただやはり『欲望の歌』や『まさし』あたりのヘドバン上等楽曲に関しては、会場のメインを占める所見のオーディエンスが完全に置いてけぼりに。
最新シングル『水商売をやめてくれないか』あたりの、歌で聞かせる曲を持ってきたほうが新しいお客さんを持っていきやすいんじゃないのかな~とも思ったり。

 

RUN RIVER NORTH
時間つぶしにぶらぶらしていたら良い音が聞こえてきたので終盤から。
ヴァイオリンのメンバーも含むオルタナ・フォーク・ロックバンドとのこと。
フェイバリットバンドにArcade FireやBon Iverを挙げていましたが、たしかに牧歌的・トラッド的なフレーズを含む、雄大な自然を感じさせる力強いサウンドでした。

 


AviciiやMajor Lazorなど既に有名DJの楽曲へのヴォーカル参加で知名度を上げている女性アーティスト。
オーディエンスの熱気がすさまじく、待ちわびてた感満載でステージがスタート。
本人も嬉しかったのか、歌いながら何度も観客のもとへ降りてくる。
んで、手を伸ばしたら・・・私の手をがっちりと!!!!!シェイクハンド!!!!!!
握手会とかも行ったことがなくアーティストと触れ合うのは初めての経験だったので、もう狂喜乱舞する他なかったですね。
興奮は冷めやらず、そのあとに披露された『Final Song』は、音源だとそこそこだったのですが、あのフロアのマジックによってこの夏最高のアンセムと化しました。
さて、内容をもう少し述べると・・・
意外にもギター+ドラム+キーボードというバンド編成。ネットで少し楽曲を予習していったのですが、当たり前ですが音源に比べリズム面での印象が全然違いましたね。
また、後日コムアイ(水曜日のカンパネラ)とのツーショットがTwitterに上がっていましたが、彼女と似たような不思議な動きをしながら歌う人でした。
そして細い身体からは考えられないようなパワフル・ハスキーでキュートな歌声に感嘆。
ラストはかの『Lean On』。パリピっぽい女の子が感激のあまり泣いていました。

 

METAFIVE

やはり一度は高橋幸宏を生で見ておきたいし、やはり一度は小山田圭吾を生で見ておきたいし、やはり一度はテイ・トウワを生で・・・(以下全員)といったミーハーなノリで観に行きました。
フロアは超満員。YMOのTシャツを着たおじさま方やコーネリアス流れのアラフォー女性も多かったのですが、若い人も多かったですね。
しかしなんてスタイリッシュなステージだこと。
端正に磨き上げられた未来派ダンスグルーヴには否応なしに身体が動きますし、映像もネオTOKYOというか文化庁メディア芸術祭を見ている気分になりました。
そしてそうしたステージをまとめ上げるのが、LEO今井のそのダンディーすぎる歌声。生でもあんな声なのかと。
小山田ヴォーカル曲や幸宏ヴォーカル曲もあるのですが、もう全部彼が歌うべきなんじゃないかと。
ラストは水原佑果(水原希子の妹)を迎えて、TOWA TEI『LUV PANDEMIC』。リズムをとるしぐさ1つとってもキュート。

 

マリンスタジアムへ移動
放水ガール
こういう企画があるのもサマソニならでは、なのでしょう。
マリンスタジアム周辺で灼熱に打ちひしがれるサマソニ民を、ゴテゴテのデコトラに乗った女の子たちが両サイドからホースで水をぶっぱなしてくれます。
今年は柳いろはちゃん(『深夜喫茶スジガネーゼ』でのナイスアシストぶりが好印象)と、言わずと知れた岸明日香ちゃんの2人。
まずは柳いろはちゃんに笑顔で水をかけられる。ああ涼しい・・・。
そして走り去ろうとするトラックを必死で追いかけ、岸明日香ちゃんの水着姿も目に焼き付けましたが、なんだあのおっぱい、どうかしてるんじゃないか(錯乱)。

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THE YELLOW MONKEY
本当はKINGを見に行く予定だったのですが、大阪のセトリが凄かったと聞きこちらへ。
岸明日香のおっぱいを追いかけていたせいで数分遅れでスタジアムへ入場。
いきなり由紀さおりを呼び込んでの『夜明けのスキャット』には面喰いましたが(NHK歌謡ショーみたい)、上品にお辞儀をしゆっくりとステージを後にするのを待ちきれんとばかりに間髪いれず『BURN』のイントロが鳴りはじめ(シュールな光景)、以降はほぼ全てヒット曲のオンパレード。全部歌える。
しかしなんという、この圧倒的な存在感。
そもそも吉井和哉が表舞台でずーっと活躍しており、復活後何本も大きなライブを経ているというのもあるのでしょうが、それでも復活して数か月であんなスタジアムクラスのグルーヴが出せるものなのか。
また、私は去年氣志團万博でヒーセ+吉井和哉という組み合わせを観ているのですが、それとも全く違う感触で、これが「THE YELLOW MONKEY」なのでしょうね。
あと遠目だったからかもしれませんが、吉井和哉の髪型がアンジャッシュの渡部っぽかったです。

 

サカナクション
最終決戦に備え序盤のみ。いきなり『ミュージック』~『アルクアラウンド』~『Aoi』という爆アガりな流れ。
音源ではそのテクノサウンドばかりに耳がいっていましたが、結構バンドサウンドもゴツいのな、という発見が。

 

~再びメッセへ
夕暮れの景色。海風も相まって心地いい。
メッセへの道中では、ちょうどRAINBOW STAGEで行われていた和田アキ子のステージの音漏れが聞こえてきました。
あの鐘を鳴らすのはあなた』が身に染みる・・・。

 

Suede
お目当てその1。
UKロックの王道的なサウンド(ギターフレーズは独創的)にナルシズム前回のヴォーカルがのっかるスタイルです。
ヴィジュアル系でキモいヴォーカルに慣れ、甘美な世界観に陶酔していた身としては、OASISよりBlurよりSuedeがハマるのですね。
決して満員御礼とは言えない集客ながらも、オーディエンスの熱気は凄まじいものがありました。
(「RADIOHEADの前をサカナじゃなくてSuedeにしろ」って言ってる人をちょいちょい見かけましたが、この埋まり具合を見てくれ)
ライヴは再結成後の楽曲と過去の名曲を織り交ぜた構成。
『Trash』『Animal Nitrate』『The Drowners』『So Young』…といったヒット曲連発に痺れまくりました。
すぐ近くに血眼になりながら盛り上がってる人がいてちょっと不気味でしたが、気持ちは私も同じで。
ただ大阪では『The Wild Ones』『By the sea』という名バラードをやってたみたいで、そっちのほうが良かったなあ。
また再結成後はアルバム自体は良作なのだけど楽曲単体のパワーはかつてに及ばず、といった印象を持っていまして、ライブでも上記過去ナンバーを前にすると霞んでしまうというのが正直なところです。
しかし鉄壁のバンド演奏に加え、汗まみれでの全力のステージングや何度もステージを降りファンと触れ合うブレットの姿を見たら、感動するほかないじゃないか。
ラストは『Beautiful Ones』を皆で大合唱し大満足。

 

The 1975
お目当てその2。
レディヘを蹴ってThe 1975。あの『Creep』を蹴ってのThe 1975・・・。でも、それに十分値する、良いライブでした。
照明や映像など演出面になかなか凝っていて、それだけでなくステージでタバコを吸う仕草だったり、いちいち魅せ方のうまいバンドだなあと。
また、音源に関してはエレポップ・ファンク・UKロック等の要素が絶妙な塩梅で配分され…という印象でしたが、実際にライヴを見て感じたのは全く別。
なんかONE DIRECTIONっぽい。
音源ではあまり意識していなかったのですが、シンガロングパートが結構多いのですよね。
んで周りを見渡してみると、いかにもその辺のボーイズバンドとかハイスクールミュージカルあたりのカルチャーを好きそうな(笑)帰国子女っぽい女の子の多いこと。外国人女子の姿も目立ちます。
1st収録のヒット曲や2ndにして名盤『I like it when you sleep~』の楽曲連打という、もう踊るしかないセトリ。カッティングギターが心地良い。
インタールード的なシューゲイザーナンバーとかまで演ってくれたのですが、よりによって大好きな『THIS MUST BE MY DREAM』をやらなかったのが納得いかない(泣)。サックスのサポートメンバーもいたのになあ。
「We'll be back soon!!」とか言ってたのでそのときまでお預けってことなのでしょうか。

 

~帰路
The 1975のステージが終わったのは21:40頃。既にレディヘは終わっており、翌日は仕事だし、でだらだらせず帰るしかない状況。
ひたちなかや木更津の万博と違い、サクッと帰れるのは良いですね。
しかし海浜幕張を出発後、すぐにディズニーランド帰りの集団が乗ってきたりして、サマソニ民は散りぢりに。
嗚呼あっというまにサマソニは記憶の彼方へ・・・。

他と比べ余韻に浸れる時間が短い、それもまた都市型フェスならでは、なのかもしれません。

ではまた来年!(既に行く気)