スピード感(仮)

自分の好きな音楽、中古屋で収穫したCD等についてつらつら語ります

海外旅行でCDのおかいもの -ドバイ編-


いきなりですが、私は海外旅行が好きでして、お土産として可能な限り買っているのは現地のCDだったりします。

先日ドバイへ旅行に行ってきました!!
アラジンの世界のような砂漠の世界と日々進化を続ける大都会をこの目に焼き付けたかったのです。
夏には外気が50℃近くになると言われますが、私が行ったのは2月だったので、昼は25℃・夜は17℃ぐらいと丁度良い天気。
あの世界一の高層建造物であるバージ・カリファをはじめ煌めく摩天楼の夜景に心奪われ、デザートサファリツアーに参加するなど楽しい旅でした。

さて、非イスラム文化にも寛容なUAEの中でも、欧米の高級ブランドや企業が多数進出し、観光客だけでなく外国人居住者も多いドバイ。
ホテルのレストランやバー・クラブではお酒もOK。なので結構街中では世界のヒットチャートをベースにクラブ系の曲がガンガンかかっているんですね。
なので音楽産業もそこそこしっかり存在するようです。小さなコンビニのような店に行っても意外と現地のCDが売られていたりもします。

しかしなかなか行く機会の無いドバイで、如何に他の予定を邪魔しないように空いた時間でCDを買うか?
…そんなときにおすすめなのが、英ヴァージン・グループによって運営される大型CDショップ「Virgin Mega Store」。
日本にも割と最近まであったんですね、知らなかった。
音楽だけでなくゲーム機や本・楽器・DVDなどを総合的に取り扱うショップで、ドバイではドバイモールとモールオブジエミレーツに店舗があります。ドバイ観光の際はどちらかには必ず寄るはず。
CDの品揃えとしてはユニバーサルミュージックが絡むものがメインですが、現地の作品も少々。ジャズからクラブミュージック、さらにメタルまで結構幅広く取り揃えていました。

f:id:Shinikana:20170219202206j:plain

f:id:Shinikana:20170219202339j:plain

 

写真はドバイモール内の店舗です。

買ったのはこちら3点。

1.Various Artists『The Best Arabian Nights Party 2015…ever!』

f:id:Shinikana:20170219202943j:plainf:id:Shinikana:20170219202705j:plain

UAT - Mashiha - مشيها - YouTube

…意外とチャラい!と思った人も多いのでは。
リンクを貼ったのは1曲目に収録されている、UATというユニットのヒット曲(らしい)『Mashiha』。
近年のThe Black Eyed Peasm-floをアラビアン化させたような感じですね。
以降も世界水準のトラックに時折アラビアンな旋律が織り交じるスタイルの楽曲が並んでおり、それがエレクトロR&B~ダンスポップ~インストのEDM…といった流れで20曲も続くので頭がおかしくなりそうになる 笑。
ドバイの灼熱に脳が溶かされていく感覚にも近いかもしれません。
他の収録曲に少し触れますと、女性シンガーGina heisser(出身はNYだそう)の『Habibi Love』は夕暮れ的でクール&ドライなミドルテンポダンスチューンですが、何故かNile Rodgersをフィーチャー。
あとBunyakim Olguncan『Harem Dance』はクラブというより完全に現地のベリーダンスのBGMだよなあ。

 

2.Various Artists『the desert lounge°vollume two』f:id:Shinikana:20170219203303j:plain

f:id:Shinikana:20170219203606j:plain

2007年リリースのタイトル通りのラウンジコレクション。インストのみ。
こちらも時折アラビアっぽい旋律が時折聞こえてきます。
デザートサファリツアーのキャンプでこんなようなのが流れていました。


3.Fayez Al Saeed『Ana Weni』

f:id:Shinikana:20170219204147j:plain

f:id:Shinikana:20170219204256j:plain

f:id:Shinikana:20170219202115j:plain

Fayez Al Saeed ... Ana Weni - Video Clip | فايز السعيد ... انا ويني - فيديو كليب - YouTube

こちらはドバイ出身でドバイで活躍する男性歌手ファエズ・アル・サイードのおそらく最新作。
ジャケットからブックレットまでアラビア語の嵐だったので、何というアーティストの何という作品か調べるのに大変苦労しました。
歌・コーラス・パーカッションの目立つトラックなど、THEアラビアンポップスといった趣。
しかし12曲目のようにエレクトロビートを導入した楽曲もあり、ジェントルでユーモラスなジャケットが示すように時流もしっかりと乗りこなしています。

 

またドバイへ行きたいなあ。
そのときはドバイの音楽シーンがどのようになっているかも楽しみ…!!

ではまた!