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スピード感(仮)

自分の好きな音楽、中古屋で収穫したCD等についてつらつら語ります

4月の中古屋おかいもの

4月は身の回りの環境が大きく変わる月、、、
私はと言いますと関西に1週間ほど滞在する機会があり、人生ではじめて大阪の地に足を踏み入れることになりました。
初めての街では中古屋に行かねば…!! そこでいったいどこの中古屋に行こうかと悩んでいましたら、ファラさん(http://sikeimusic.hatenablog.jp)が心斎橋のアメリカ村に行けば中古掘りまくりマクリスティーだと教えてくださいました。
で行ったのですがすごい街でしたね~。渋谷・原宿の濃いとこだけを濃縮還元したような。
土地勘が一切ないのでなかなか思うように店を見つけられず(ヤバそうな人もいっぱいいて怖かったし)、結局行けたのはピュアサウンド心斎橋店のみ。しかし品揃えは凄かった…!!
ということでそこで見つけた3枚です!

 

Silver-Rose『Real of Love?』

Amazonのリンクなし。専門店等で根気よく探してください!><

90年代初期に活動し、名古屋のシーンで黒夢と双璧をなしていたヴィジュアル系(当時この言葉がギリギリあるかないか)バンド通称:銀薔薇のラストシングル。名盤と名高いアルバム『ラビリンス』からのリカット。
Kouichi(Laputa)、KAIKI(ROUAGE,WITH SEXY)、KYO(Merry Go Round,Kneuklid Romance)といったシーンの大物メンバーを輩出したことでも有名です。
HR影響下の高い演奏力に加え元XのJUNこと高井寿がプロデュースを担当していることから、楽曲のクオリティーに関してはメジャーバンドをも圧倒するものがありますが、気になるとすればヴォーカルYOWMAYの歌い方でしょうか。
楽曲にはマッチしており上手いのですが、RYUICHIhyde清春がシーンに多大な影響を与える以前のジャパメタ世代の匂いが若干するヴォーカルスタイルです。この2015年にSilver-Roseを聴くとしたらメンバーが後に率いたバンドからさかのぼる場合がほとんどだと思うのですが、そうしたバンドのヴォーカリスト達と比べてしまうと最初は違和感の方が強いかもしれません。

1曲目『Real of Love?(Special A Version)』は通販盤にのみ収録されていたヴァージョン。プロデューサーの高井がギターソロを弾いています(B VersionではKouichiが)。
曲そのものは妖しくも地味目なアップテンポといったところですが、ギターソロがさすがにもの凄い。Kouichi ver.のソロが曲を持て余している印象だっただけに、比べてしまうとやはり本職のメタラーは違うなあという当たり前の感想になってしまいますね。事前情報から思っていたよりは大人しかったのですが。
2曲目『GRASSIC NONFICTION』は前述アルバムからの再録。むこうはダンサンブルな印象でしたが、こちらはテンポを遅めることで哀愁のギターフレーズをより引き立てるミドルナンバーへと変貌。歌メロも微妙に違っています。
3曲目『Light&Shadow』はこの当時の新曲。彼らの演奏力の高さを存分に生かした疾走曲で全楽曲中でもトップクラスの名曲では。やはりメンバー的にも自信作だったのか、ラルクの『予感』も収録されたSHOXXの名コンピにこの曲で参加しています。歌メロの良さに加えて何よりギターソロがカッコいい。速弾きを交えた流麗なフレーズ(バッキングも良いんだよなあ)&締めのツインリードに痺れます。曲の締めもギターソロ。
そのソロから間髪入れずにドラムのタムで始まる4曲目『Psychocrime』はシークレットトラック。演奏は安定のカッコよさですが、あまり印象には…。 

 

Various Artists『30th ANNIVERSARY VIRGIN COMPILATION EXPERIMENT』

ヴァージン・レコード30周年記念企画「EXPERIMENT」

ヴァージン・レコード30周年記念企画「EXPERIMENT」

 

 Virginレコード30周年を記念したコンピ第1弾。cali≠gari活動休止後の石井秀仁が選曲しています。
1曲ごとの解説文もついているのですが、こちらを書いているのは企画・監修の早川氏。
ここに収録されているアーティストは石井氏に限らずNW系のアーティストのルーツを遡ると必ずと言っていいほど名前が出てくるものばかりなので、シーンを勉強しようというリスナーにうってつけの教科書と言えるでしょう。
実際私も出てくる名前はほとんど知っていましたが、実際聴いたことあったのってJAPAN関連とOMDROXY MUSICぐらいでしたし。

 

JACK『DIVERT』

DIVERT

DIVERT

 

 Gilles de RaisのギタリストJACKのソロアルバム。
当時の彼らはエクスタシーレコードの看板バンドの一つだったのですが、このアルバムは何故かUK PROJECTからのリリース。Special Thanksの項にEXTACY RECORDSとあります。英語的には正しいですけどスペルが違いますよねー(正しくはEXTASY)。
ジルド本体はポジティブパンク・ゴス・メタルをごった煮にしたような音楽性だったのですが、こちらでは思う存分メタル成分を放出。実に気持ち良いです。
一方でそのテクニックに反し打ち込みのドラムがやけにチープなので、結果として同人界隈とかで売ってそうなアマチュアメタルCDみたいなクオリティーになってしまっています。
バンド本体のドラマー福田真也も参加しているのですが、ここではなぜかシンセ・プログラミング・コーラスのみを担当。ベースは同じくジルドメンバーらが参加し生ベースとなっています。
ヴォーカルを含めてその他ミュージシャンは当時のジャパメタ界隈からの参加のようですが、いかんせんネットに情報がありません。たぶんこれ当時のロッキンfとかの隅々まで読まないと出てこないやつですよ。5曲目にTAKAHITO YASHIKI(NAZONO Vocalist)というクレジットもありますが本当に謎だ。JACKの本名でもありませんでした。
辛うじて2曲目4曲目のTAIZOH HANAYA(CYGNUSS、ex.PARANOIA)が80年代~90年代のジャパメタシーンで活動し、数年前にジャパメタ祭り的なイベントに出演していたという情報は出てきましたが、PARANOIAってheathやNOVがいたあのPARANOIAなんでしょうかね…。