スピード感(仮)

自分の好きな音楽、中古屋で収穫したCD等についてつらつら語ります

LUNATIC FESTに行ってきました!初日編

 LUNA SEA主催の史上最狂ロックフェスことLUNATIC FESに両日参加してきました!
この記念すべき祭り、やっぱり目撃しとかなきゃなと思いまして。

とは言うものの正直最初はそんなに期待していませんでした。
一番好きなバンドゆえいきなり愚痴になってしまいますが、彼らの現在進行形の状況にあんまり興味を持てていなかったというのがありまして(ライヴのパワーは凄いのだけど)。
それが参加ラインナップを見て腰を抜かし即予約&確保したというわけです。バンドのみというのに加え女性ヴォーカルすらいないというその頑固っぷりもこれはこれで良いなあと。
ただMUCC以外にもう一組ぐらいネオV系がいてもよかったのかなとは思います。DIRが出る以上政治的にガゼットが出られないのは仕方ないとして、ナイトメアのYOMIなんか普通に客として来ていたそうですから。

会場は幕張メッセ。導線に関してはいまさら文句もないですが、男子トイレが少なすぎました。男性客がここまで来るとは想定していなかったのでしょうか。
子連れの観客もいましたが、子供は向かいのエリアで開催されていた次世代ワールドホビーフェアの方にに行きたかったんじゃないかなーって。
そしてX御大及びEXTASY一派がいるからか、全体的に客層のガラが悪かったような気がしました 笑。

では当日の簡単な感想を。以下敬称略で

初日

・午前中
職場の欠かせない用があり泣く泣く諦めることに。本命SIAM SHADEはもちろん、レディースやヤンキースも見れず惜しいことをしました。

・Fear,and the Loathing in Las Vegas
ピコリーモを貫く最年少バンド。ヴォーカルSoはLUNA SEAと同じく25歳だそう。笑顔がステキ。
大好きな『Rave-up tonight』を聴けてアがる。ただこの曲もなのですが、曲展開が少々無理矢理じゃないかというのを改めて実感。いきなり別の曲に移ったのかと思ってしまう。
2013年にはお荷物状態になっていたというベーシストの交代劇もあったのですが、新ベーシストがバンドをより強靭にさせたのだろうなとバキバキのスラップベースを聞きながら思いました。

DIR EN GREY
hideサミ以来の彼ら。当時とは別バンドのような圧倒的な説得力のあるアクトでした。
近年の参加フェスと同様のようですが、序盤はステージに白い幕を張り映像を投影しながら演奏するスタイル。ちゃんとしたVJがついているのか、映像のクオリティーが高かったです。
京のヴォーカリゼイションはCDでのクオリティーが高すぎる分ライヴでは不安定という印象があったのですが、この日はCDと同等かそれ以上の破壊力。ホイッスル・デスボイス・奇声を使い分けるだけでなく、歌い上げるパートでも美しいハイトーンをしっかりと聞かせてくれました(特に『THE FINAL』の〆がカッコよすぎたので、動画あったら是非そこに注目を)。
そのあまりの人間離れぶりに目の前にいるのは悪魔かなんかクリーチャーとしか思えなかったのですが、ステージを降りるととてもかわいらしい人なんですよねえ。
あとToshiyaの謎の動きもたっぷり堪能しました。

・DEAD END
X側のステージ前方へ向かったのであまりよく見えませんでしたが、初っ端の『I WANT YOUR LOVE』に痺れました。ルナシー黒夢ラルクをはじめとする多くのバンドに影響を与えた彼らですが、この曲の飛翔感はラルクの原型だよなあと。
SUGIZOがアコギを弾きRYUICHIとのデュエットによる『SERAFINE』もありましたが、MORRIE共々ビブラートが強いのでまるで演歌のよう。

X JAPAN
こちらもhideサミ以来。だるまさんが転んだようで*1無事出演となりましたが、案の定定刻通りにスタートせず。オープニングSE『MIRACLE』をバックにドラムから客席を見下ろすYOSHIKIのラスボス感に改めて震えました。
圧倒的なカッコよさ。
ただ一つ気になったのはバックの映像。一部はパチンコのやつそのまんまなんじゃないかというぐらいの厳しいクオリティー。さすがの彼らもそこまで手が回らないのか。
さて中盤は公開レコーディングということでミドルテンポの新曲『Kiss the Sky』のコーラスの大合唱を。いよいよアルバム発売が現実味を帯びてきた!
そしてその流れでの『ENDLESS RAIN』ではToshlの歌声の美しさにうっとり。
〆はもちろん『X』&延々と続く「We are!?」\えーっくす!!!/の掛け合い。結果30分近く押しましたとさ。

LUNA SEA
初っ端の『LOVELESS』に感激…するはずが、私の立ち位置の問題かSUGIZOのカッティングとサビのコーラスが聞こえず。この曲の肝はその二つだと思っているのでとても残念。
RYUICHIがやけにテンション高く叫びまくりだったのですが、中盤から喉がガラガラに。滅多にそんな状況にならない彼だけにある意味貴重なものを見ました。そしてそれに気づき演奏で支えるメンバーの絆の深さを目の当たりにし温かい気持ちに。
曲に関して改めて思ったのは、『TIME IS DEAD』Aメロのギターリフがファンキーで癖になるなあという。また『Sweetest Coma Again』は初めて聴けましたが、アルバム『LUNACY』の異質っぷりを再確認。

・アンコール
今日のメンツが勢揃い。Toshl・RYUICHIMORRIEという並びが強烈。これに関してはただただすごいものを見たとしか。
NORIやPATA・ジョージらが愉しそうに酒飲みながら出てきたのにもほっこりしました。

二日目に続く。