年間ベストトラック2015から漏れたもの
あっという間の2015年!
年間ベストトラック書きたさではじめたようなブログでもあるので今年もやるのですが、
まずは、そこから漏れたけどなんか言いたくて仕方ない曲をピックアップします。
思いつくままに書いているので順不同です!見にくいですが!
#globe20th -SPECIAL COVER BEST-(2CD)
- アーティスト: V.A.
- 出版社/メーカー: avex globe
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: CD
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梅田彩佳(NMB48) / 「Sa Yo Na Ra (#globe20th -SPECIAL COVER BEST-)」
『#globe20th-SPECIAL COVER ALBUM-』より。
まずはアルバムの感想から。
アルバム最大のトピックスであるHYDE『DEPARTURES』はその完成度の高さだけでなく参加そのものも含めて胸が熱くなりました。エイベックス勢は良くも悪くも安定の完成度で、坂本美雨は丁寧な歌唱とチェロを主体としたアレンジが出色。グリーン(←大嫌い)に関しては素っ頓狂な高音に笑ってしまいました。あとマークのラップパートがことごとく書き変えられていたのにも笑ってしまった。
で、予想外に良かったのがこのカヴァー。AKB~NMB48のメンバーで、小室も楽曲提供した派生ユニットDIVAにも所属していました。
アレンジは小室哲哉自身が手掛け、元々3連符のミドルテンポロックだったものを切ないピアノバラードにリアレンジ。冒頭のキーボードの響きからもう切なくてたまらない。
HYDEのやつも小室自身のアレンジでしたが、ここんとこEDM路線よりもこの手のシンプルなアレンジにこそ「さすが小室哲哉」と感じさせられることが多いです。
歌も変に歌うま自慢になっておらず柔らかな声が好きです。アルバム発売時のツイートもかわいくてフォローしてしまった。。。
浜田省吾『夜はこれから』
Journey of a Songwriter ~ 旅するソングライター
- アーティスト: 浜田省吾
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレーベルズ
- 発売日: 2015/04/29
- メディア: CD
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約10年ぶりのアルバム『Journey of a Songwriter』収録曲。
音・世界観共に往年のヒット曲と全く印象が変わらぬ浜省節が全開。
円熟した男の背中を感じさせる頑固な名曲揃いだったのですが、ビビらされたのがこれ。
エフェクトボイスで歌われるディスコチューンなのですが、それが彼元来の持ち味である渋みと混ざりあい、妙にカッコよくキマっております。
「dance floor」の発音にもなんか痺れます。デーンスフロ~。
NOCTURNAL BLOODLUST『We're Never Ever Getting Back Together』
NOCTURNAL BLOODLUST - We Are Never Ever Getting Back Together (Teaser)
ライブ来場者への配布音源より。
テイラースイフトのカヴァー、という究極の出オチカヴァーですが、テクニカルなアコギ・ギターソロや外人ボイスの起用など妙にカッコいいアレンジに痺れます。
ギャグやるときも本気で、ってことなのでしょう。
これをもらいにライヴ行きたかったのですが、、、。案の定専門店やオークションで結構なお値段に。
SEKAI NO OWARI『SOS』
シガーロスのプロデューサーを迎えたシガーロスポップ。
ピアノの連弾や技巧的なアコギなど演奏面でも聴きどころがあり、演奏面で全く期待していないグループだったので大いに驚き。
Fukaseのファルセットや英詞歌唱も思いのほか綺麗で聞き惚れました。
一応チャート音楽ながらこの天国感、HYDE『evergreen』を初めて聴いた時の感覚を思い出したりも。
西野カナ『もしも運命の人がいるのなら』
『Darling』が予想以上に当たったこともあり、それを踏襲したカントリー路線。
前後のシングル(特に『トリセツ』の強烈ぶり)の陰に隠れてしまいましたが、日常的な幸せを歌った普遍的な名曲です。
あとMVのカナやんかわいすぎる。
Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE『Re-ray』
- アーティスト: Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE,松岡充,tatsuo,五十嵐“IGAO”淳一,鳴瀬シュウヘイ
- 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
- 発売日: 2015/08/05
- メディア: CD
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Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE 【Re-ray】松岡充 - YouTube
活動休止中のSOPHIAの内情が思った以上にボロボロだったり、新バンドMICHAELがインディーズの内向き活動だったりで寂しさも覚えるのですが、
松岡充に関しては仮面ライダー主題歌を担当したり結構な数のバラエティー番組への出演など表舞台での活動が続いているのが流石ですね。
これは仮面ライダー主題歌のために結成されたバンドの3作目。
ディレイのかかった空間系のギターが印象的なミドルテンポで、まるでV系好きを狙い撃ちしたかのような…。
演奏もテクニカルでSOPHIAとは違った魅力があります。調子に乗ってアルバムとか出してくれないものか。
lynch.『Evoke <D.A.R.K. -In the name of evil->』
D.A.R.K. -In the name of evil-(初回限定盤)(DVD付)
- アーティスト: lynch.,ハヅキ
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2015/10/07
- メディア: CD
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クリーン中心の歌唱による、BPM250の高速テンポに乗せたキャッチーなシングル曲。以前の楽曲であれば『Mirrors』に近いです。
「刺々しいヘヴィーサウンド&シャウト+V系仕込みの耽美なメロディ」を頑固に貫く彼ら。
曲によってはその組み合わせがあまりうまくハマっていないような居心地の悪さを覚えることも多いのですが、攻撃性はそのままに歌モノ寄りのこの曲は自分の中にスッと入ってきました。
Aメロ+サビというシンプルなつくりですが、最後の最後に大サビが出てきて涙腺が。
AARON『MOISTURIZING』
AARON(アーロン)-『MOISTURIZING』JAPAN ORIGINAL 1st SINGLE
台湾のポップスターの日本での1stシングル。
以前の日本プレデビュー盤を故佐久間正英が手掛け、a-nationでは佐久間ファミリーを引き連れパフォーマンスを行いましたが、氏の遺志を引き継ぐ形で前述のライヴにも参加した元JUDY AND MARYのTAKUYAが作曲・プロデュース。
シティーポップブームに対する90年代世代からの回答とも言えそうな、品の良いポップス。
ここのところ当たり続きのTAKUYAワークスの中でも屈指の良仕事。
Wolf Alice『Your Loves Whore』
儚げな歌声とノイジーなギターサウンド、それ以上でもそれ以下でもない。
でも去年のThe Pains of Being~同様結局こういうのが好きなんです。
Deerhunter『Duplex Planet』
結局こういうのが好きなんですその2。
中森明菜『Rojo-Tierra-』
浅倉大介×鳥山雄二による明菜復帰作。
「アフリカ風エキゾサウンドと最新のEDMの融合」という触れ込みでしたが、蓋を開けたら何の事はない、最新型でも何でもないいつものDAサウンドでした。シンセの音に関してはむしろ復活してトランスやってたころのaccessっぽさすら。
メロディーも貴水や西川が歌っていておかしくないヒロイックな感じなのですが、これは意外と相性がいいような気がします。
いろいろ突っ込みたくもなるのですが、やっぱりDAサウンドの魅力には抗えないなと感じた1曲でした。
ORANGE RANGE『SUSHI食べたい feat.ソイソース』
ORANGE RANGE - SUSHI食べたい feat. ソイソース
これぞレンジと唸らされるシュールなテクノポップ。ここ5年ぐらいマイペース過ぎて鈍っていたように思える彼らですが、久々に全盛期並みに切れ味鋭い曲が来たなと嬉しくなりました。MVもなんだこれ。
テクノサウンドの完成度もさらに高くなり(RYOのパートのバックで流れるシンセが好き)もう電気グルーヴと比べても遜色ないとさえ。
ただまあ10年前の時点でこれと同じようなことをやっていたと考えると今更感もあるような、いや今だからこそ感もあるような。
あと、これをちょっと知的にすると水曜日のカンパネラになる気がします。
東京女子流『Stay with me』
女子流では中江さんが一番好きなので、当然サ上と中江にも歓喜しましたが、やはり本家こそ。
メンバー休養→卒業やアーティスト宣言なんてのもあり変革の年だったようですが、曲のクオリティーは変わらず。
イントロのピアノから泣かせにかかるR&B寄りのミドル曲。
メイン+コーラス4人という歌唱スタイルが新境地ですが、メインボーカルの凛とした歌声に泣きそうに。
MONOEYES『Like We've Never Lost』
細美武士を中心とする新バンドの1stから。基本的にエルレ時代と何ら変わらぬエモ・ポップパンク。
ずっとHIATUSこそが至高、だなんて思っていましたがすみません、やっぱ俺エルレ(的な音)好きですわ。
個人的にART-SCHOOL戸高賢史の参加も大きなトピックなのですが、にもかかわらず実は生形が弾いてるんじゃないか、とさえ思ってしまうざらついたギターサウンドになっているのが驚きです。
赤西仁『What Happned』
なんだかんだ聴いてしまう赤西くん。アルバム『Me』より。
海外の豪華プロデューサーを迎えてお膳立てされた1stより完成度高いのが凄い。圧倒的に歌えてるし。
全英詞のメロウなR&B。低音のポエトリーリーディングやFo!の叫びなど、相変わらずカッコつけまくりなのが良いですよね。
Justin Bieber『What do you mean?』
パーパス~デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)
- アーティスト: ジャスティン・ビーバー,ディプロ,NAS,ビッグ・ショーン,トラヴィス・スコット,ホールジー,スクリレックス,エド・シーラン,ジェイソン“プー・ベア”ボイド,コーディー・シンプソン,ジョシュ・グドウィン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2015/11/13
- メディア: CD
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そのお洒落なサウンドに耳を奪われました。これが俗に言う"トロピカルハウス"なのかと初めて知りました。。。
日本のヒットチャートとは相性が悪そうな音だけに、日本には根付かなそうですが、なんとなく来年あたり赤西くんがさらっと演りそうな予感が。
CHVRCHES『Empty Threat』
ヒットチャートに片足突っ込んだエレポップ風味の楽曲群は好みだし、相変わらずローレンはかわいいし、そもそもジャケットが最高だし…とアルバム『Every Open Eyes』はもちろん良い作品だったのですが、
前作収録曲『The Mother We Share』が好きすぎるのでハードルが高くなってしまいます。
アルバムで1番気に入ったのが、今作中トップクラスに明るいハイテンポナンバー。打ち込みの印象もあって、80sアイドルみたい。
ViViD『Thank you for all』
Thank you for all / From the beginning
- アーティスト: ViViD
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2015/01/28
- メディア: CD
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武道館後の沈黙→失速からあっけなく解散してしまうとは。
あまりの人気上昇ぶりや一部メンバーの言動で必要以上に叩かれていた印象もありますが、中身はHR/HMを基盤とするSIAM SHADEをライトにしたような良質なバンドだったように思います。
ラストシングル収録のこのバラードは、歌詞・演奏ともにベタながらもそれゆえの良さがあります。シンプルなつくりなのでヴォーカルの美声も映えますね。
個人的には、春頃行ったゲレンデでよくかかっていたので、その時の楽しかった思い出が蘇ってきて切なさが倍増して聞こえます。
気志團『Don't Feel,Think!!』
今年一番楽しみに観ていたドラマ『LOVE理論』(←普段ドラマあんま観ないので…)の主題歌。
最初聴いた時はこれがc/wでなくシングル表題曲であることに驚いたのですが、NW風味なシンセが鳴り響くアレンジの新鮮さもありなんだかんだよく聴いてました。
万博初日にはチームしゃちほこちゃんをバックに従えて披露されましたよ。
三代目J Soul Brothers『Summer Madness』
- アーティスト: 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE
- 出版社/メーカー: rhythm zone
- 発売日: 2015/07/08
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新曲がほとんどバラードという構成のアルバム『PLANET SEVEN』には心底がっかりしましたが、このシングルはAfrojack(とSTY)プロデュースのガチEDM。
所謂ドロップパートのシンセのやかましさとか、お金かけまくりな激チャラMV、そして何とも言えないダンス。すべてが最高です。
特にサビの飛行機ダンス通称「ジェットマン」は最初ダサすぎると思ったものの、何度も見ているうちに良く思えてきました。ドームで数万人が一緒に踊っている光景もなんかいいような気がする。紅白では果たして…。
あとHey!Say!JUMP『キミアトラクション』もよかったのですが、なんかうまく文書けなかったので省力です><