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スピード感(仮)

自分の好きな音楽、中古屋で収穫したCD等についてつらつら語ります

10月の中古屋おかいもの

 すっかり秋になってしまい果物がたくさん採れる季節になりましたが、久々に中古屋に行ったところこちらも豊作に恵まれました!的な雑な導入文しか思いつきませんでしたが、久々に更新します!

 

YOUTHQUAKE『YOUTHQUAKE』

YOUTHQUAKE

YOUTHQUAKE

 

 日本が誇るスラッシュメタルの雄。エクスタシーレコード所属で、当時のVo.HIYORIは東京ヤンキースのUMEやLADIES ROOMのGEORGEと並んでYOSHIKIの世話係でもあったようです。
彼らの音源で聴いたことがあったのはエクスタシーのコンピ盤収録の2曲のみでした。それがべらぼうにカッコ良かったので手に取った次第です。

今作はどちらかというとHR寄りのアプローチ。洋楽カヴァーや物悲しいバラードもあって普段この手の音を聴かない人間にも優しいつくりです。
シンガロングパートが勇ましすぎる『CRUMBLIN'DOWN』が好きですね。
また前述のコンピ収録曲ではデスヴォイスから金切り声のようなシャウトまでをも操っていたHIYORIですが、今作時点では『VANISHING VISION』の頃のTOSHIに似た荒いハイトーンがメイン。
以降の作品も聴きたくなりました。

 

ASYLUM『Farewell(to Lovely…)』

フェアウェル

フェアウェル

 

 ジャパメタ勢とは別ベクトルから後のV系シーンに大きな影響を与えたニューウェーブレーベル「トランスレコード」筆頭バンドの編集盤。彼らの作品はどれもジャケットが美しいですね。
気合の入ったレビューがAmazonにあるので各曲の細かいことは省略します 笑。ただ全体的にメロディアスです。メジャー1stとか結構渋くて聴きにくかった印象があっただけに意外でした。
荒々しい曲もありたしかにそれらはパンク・ニューウェーブに属する音だとは思うのですが、歌の存在感が強いのに加えシンセやメロトロンといった楽器やプログレ民族音楽といった音楽性を積極的に取り入れていくスタイルはニューウェーブの枠に収まりきらないもの。
独自の美意識の下なんでも取り入れていく姿勢、が後のV系に影響を与えた部分でもあるのかなーと。『Farewell』『哀願』『Finale』あたりは曲調的にも影響与えているのでは。
一番の聴き所は9分半ほどの大作『Tybe Vatamia Platami』。これまでになく穏やかでキャッチーな歌を軸にしつつも、まるで世界音楽旅行記のように次々と景色が変わる不思議な曲展開です。

 

YKZ『THE FIRE THAT BURNS WITHIN』

THE FIRE THAT BURNS WITHIN

THE FIRE THAT BURNS WITHIN

 

 90年代末~2000年代初頭に活躍した日本のVo.+Gt.+Ba.の3ピースのミクスチャーバンド。旧名ヤクザキックだそうで、スケボーキングSBKに近い言語感覚を感じました。
もうバカみたいにカッコ良い。
Rage against the machineあたりに近い、ファンク+ラップメタル。
ベーシストが楽曲制作の主導権を握っているようで全曲ベースがバッキバキ。だからなのかリズムが凝っておりそれに伴い曲構成にまで一筋縄でいかないスリリングさがあります。
日英チャンポンによるほとんど意味のない言葉遊びな弾丸ラップもカッコいいです。こう書くとファンからは怒られそうですが、声質に関してはUVERworldのそれに近い。
1曲目『BLOW BACK“HOUSE OF THE RISING FUNK”』からもうどうしようもないカッコよさで、この曲はゲストのホーンセクションがさらに熱くさせます。
この曲に限らず3人の音が主軸にありながらも、頑固にならずゲストプレイヤーを迎えた曲があるのも特徴と言えそうです。
インストの『Nao quir ir a praia?』なんかベース+ピアノ+パーカッションによるアフリカの民族音楽みたいな曲ですし。

 

藤井フミヤ『EQUAL』

 GTSのメンバー全面バックアップでクラブミュージックに挑戦し21世紀のフミヤを提示した前作『CLUB F』に続く9th。屋敷豪太プロデュース。
その前作の半分は背伸びしすぎで消化不良という印象でしたが、その自覚があったのか今作は弾けすぎずまったりしすぎずな程よい温度感。
彼の歌声の良さは言わずもがなではありますが、かの『TRUE LOVE』『Another Orion』あたりに匹敵する良いメロディーの曲ってあまりない印象で。特にアルバムは結構な割合で捨て曲があるようなイメージです。
しかし今回は多くの曲を手掛ける屋敷がフミヤと旧知の仲ということで、彼の歌声を最大限に引き出すメロディーの曲が多いなと。今作は全体的に良い曲揃い。
またバンドスタイルの楽曲がほとんどで、ギターで土屋昌巳も参加しています。