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スピード感(仮)

自分の好きな音楽、中古屋で収穫したCD等についてつらつら語ります

氣志團万博2015の初日に行ってきました!

LIVE

9月19・20日に木更津で開かれた氣志團万博2015の初日に行ってきました!

基本的に男女アイドル・ロックバンド・ヴィジュアル系・サブカル・芸能界のスターの約5ジャンル(これらが混ざることで氣志團になる)から選出されるごった煮な参加メンツ、木更津の広い海が真横という極上のロケーション、そして主催者綾小路翔による遊び心と愛に溢れた空間づくりが特徴のフェスです。
特にオープニングムービーと各アーティスト登場前の「煽りV」が面白く、なんで他のフェスはやらないんだろう?と思ってしまうほど(そう簡単には作れないんでしょうね)。
私はこのフェスが大好きで、夏納めとして(2012年を除き)毎年参加しています。この週を境に気候が一気に秋へ突入するのもまた良いのです。
今年は8月後半には涼しくなっていましたが、この2日間だけはまるで夏が返ってきたかのような猛暑でした。

DISH//氣志團提供曲を歌う中、会場へ。今年はメイン+2サブの3ステージ制となり、何故かダチョウ倶楽部メンバーの名が冠されていたのでした。

森友嵐士
T-BOLANのフロントマン。SUNAO岸利至らa.b.s組やChirolynといった楽器隊を従えたステージ。
『離したくはない』を1フレーズ歌ってアップテンポのソロ曲に移った瞬間、斜め前のお姉さん二人組が大阪の漫才みたいにズッコケてました。
ステージングが良くも悪くも90年代初頭のロッカーそのまんま過ぎて正直困惑もありましたが、やっぱりカッコよかったです。
自ら『One Night Carnival』をカヴァーしておきながら、照れがあるのか振り付けを一切しないのもどうかと思ってしまいましたが、そういうキザなところも90年代初頭っぽさなのかもしれません。
最後にようやく『離したくはない』。やっぱり名曲。歌い方崩しまくりなのはちょっとなー。

森山直太朗
音楽活動小休止が発表され、その一区切りともなるステージ。
「草むらで性交渉はしないように(←フジロックの件?)」といったジョークを交えた後、ピアニストを従え『さくら(独唱)』。圧倒的美声。このテンションの切り替えが凄いです。
そして新曲『生きる(って言いきる)』は氣志團星グランマニエとのスペシャルコラボ。二人の声の相性が抜群。歌詞の内容と血気迫る歌声に心がジーンとなり、ちょっと泣きそうになりました。

郷ひろみ
まさか生で見るとは。ヒット曲を連発し還暦近いとは思えないキレッキレなダンスで魅せてくれます。中でも近年の楽曲『男願Groove!』でのダンスとテンションは凄かったですね。

・仙台貨物
4年連続出演の彼ら。不本意ながらこれまでで一番多くライヴを見たバンドになってしまいましたw。煽りVでは「もうナイトメアやめちゃえば?笑」なんて言われながらの登場。
毎年演る曲も同じなので大体覚えてしまったのですが、今年はスクリーンに歌詞が出たので、こんな詞だったのかと改めて脱力。

・でんぱ組inc.
バカテクバンドを従えての登場。メンバー全員が何かしらのオタク、というのが彼女らの売りの一つでもありますが、実際見てみると滲み出ているものがたしかにありますわ。
発売されたばかりの新曲を含め曲は好きなのですが、初っ端に披露された『W.M.D』だけはやっぱり苦手。

ゴールデンボンバー
見るのはこの夏2回目です。
正直ネタにやっつけ感のあったRIJFに比べ、今回はネタの手が非常に混んでおり、氣志團への愛とリスペクトゆえなのかなと。

キュウソネコカミ
後ろでまったり鑑賞。あんましっかり聴いたことなかったのですが、楽曲がギターロック・ファンク・ディスコを軸に情報量多めなつくりになっており、いかにも今風なスタイルだなと。
ただいつもは大変盛り上がるであろう「ヤンキーこわいコール」が全然広がらず。メンバーも実際心折れかけていたみたいです。
やはり客層がどっちかっつーとそっち寄りですからね。ライヴそのものは良かったのですが、この日のメンツと比べてしまうとまだまだこれから感も。

グループ魂
初年度以来の参加。アラフィフのおっさんらが放つ容赦ない下ネタの数々に戦慄。ミニスカセーラー服姿の港カヲルから目を背ける客席の女の子をMCでいじるのもまた情け容赦ない。
『ペニスJAPAN』『押忍!てまん部』あたりはテキトーに作ったのではという気がするのですが、『彦摩呂』『さかなクン』がファンク調で妙にカッコよく、それがまたズルいです。

モーニング娘。OG
この日のぶち上がりポイントその1。
メンバーは石川梨華保田圭吉澤ひとみ矢口真里新垣里沙で平均年齢30.4歳だそうです。5人ってのはちょっと寂しい気がしますが、一人一人のエネルギーが尋常じゃないので無問題。
『ザ☆ピース』『ハッピーサマーウェディング』『恋のダンスサイト』『LOVEマシーン』『恋愛レボリューション21』というカラオケ定番のビッグヒットを惜しみなく披露。
会場にはそれら楽曲を嫌というほど刷り込まれたであろう20代~40代が大集結、大盛り上がり。逆にでんぱとか仙貨あたりのファンの10代の子は(少なくとも前方エリアには)一切いなかった気がします 笑。
圭ちゃんの声が意外にも可愛く、また石川・吉澤両名のセクシーお姉さんぶりにノックアウト。でんぱをディスる意図はないのですが、やっぱ個人的にはこういうほうがいいなと。いろいろあった矢口もあの頃と変わらず。
そして新垣里沙ことガキさん。そんなにキャラが濃いわけでもなく顔だちも素朴な方だと思うのですが、気が付いたらガキさんのことばかり見てしまっており、その後も彼女のことが頭から離れなくなってしまいました…。
これってまさか恋…!?。

ROLLY&HEESEY special guest吉井和哉
この日のぶち上がりポイントその2。
すかんちTHE YELLOW MONKEYという日本のグラムロックを代表する2バンドのメンバーの共演。
完全にこの日のためだけのスペシャルステージで、その奇跡を前に狂乱してるファンもいました。
双方の楽曲を含めたカヴァーセッションのスタイルで、特に『BURN』や『LOVE LOVE SHOW』がROLLYのバカテクギターアレンジで披露されるのだからたまりません。
そして吉井和哉が登場した際、そのオーラ・歌唱力に痺れました。歌った瞬間空気が震えるような感じすら。
一方すかんちの曲は運悪く2曲とも知らなかったのですが、彼らの曲はポップでチャーミングなので知識が無くとも楽しめました。

VAMPS
4年連続出演ということで、こちらもこのフェスの度に見ています。ファンのお姉さんたちもビキニ姿でこれまた。
喉が潰れそうな凄まじい咆哮とゴリゴリの音塊を叩き付けて帰っていきました。
カッコ良いのですが、個人的には彼らのメロウな部分が好きだったりするので複雑な気持ちにもなります。

GACKT prestents 神威♂楽園
一番の衝撃。私だけでなく、あの場にいた(彼のファンを除く)2万人近くにとってもそうだったに違いありません。
基本的にはカヴァー曲を中心としたコンセプトライヴで、ファンクラブ内ではお馴染みのもののよう。
しかし何が凄いってそのコンセプトと作りこみの完璧さ。
おそらくスマホゲームの「ボーイフレンド(仮)」あたりにヒントを得たのではと思われる学園モノの世界観で、あのCMみたいにガックンが妙にイイ声で喋る。
以下概要
・「破廉恥ー!」「破廉恥ー!」といった歌詞が出てくる厳かな校歌に乗って登場(この時点では観客軽く引いてる)
GACKTではなく「性徒会長」であるとのこと
・会長が「よろしいかーっ!?」と煽ったら「かしこまりーっ!!!」と返すようお達し(校則)
・会長が人差し指を下から突き上げる動作と共に観客も「おーーーーーっ!!!!」の掛け声
・毎回決め台詞はカメラ目線(そのたびにスクリーンに顔どアップ)
・1曲目がGLAY『誘惑』『口唇』と氣志團One Night Carnival』を混ぜた『キス魔のカーニバル』
・ににににしかわくん(会長談)『WHITE BREATH』カヴァーでは扇風機とトイレットペーパーを駆使するなど、小道具が妙にショボ細かい
・唯一のGACKT曲は3年前シングルc/w『情熱のイナズマ』(本流から外れた変な曲だなと思っていましたが、ここでようやく謎が解けました)。

歌手としての実力に加え、長年コンセプトライヴをやってきたノウハウ、CMやバラエティーで見せるコミカルなキャラクター、そして俳優・声優…そうした彼のこれまでのマルチな活動で培ってきたあらゆるスキルが惜しげもなく投入された、ある意味GACKTの究極形態だったのではないかと思えてきました。そしてこれをフェスでやるガックンと、それを受け入れる氣志團万博のキャパがすげえなと。

氣志團
毎年主催者ならではの熱いステージを見せてくれますが、今年の彼らはこれまで以上に熱い思いをぶつけてくれました。過去最高にグッと来た。
去年以来シングルが連続でTOP10入りするなど、人気が再び上向きになっているのも影響しているのかもしれません。
個人的に初っ端の『喧嘩上等』『俺達には土曜日しかない』『木更津サリー』という流れがまず最高で。
『木更津サリー』は男泣きの名ビートロックで彼らの楽曲の中でも特に好きなのですが、低迷期の楽曲だからか冷遇されており万博でもなかなか披露されませんでした。ようやく聴けた!
その後もゲストを迎えながら華やかなステージを。
また翔やんのMCは例年主催者ならではの思いが溢れるあまり、話がまとまらなくなり場がだれてしまっていたのですが、今年はそこも改善され、端的でグッとくるMCになっていました。
そしていつも通りクロージングBGMは清水宏次朗『Love Balladeは歌えない』。これが流れる中、私の真後ろにいたナイスミドルが「これ、俺がリアルに中2のときの曲だわ…」ってこぼしていたのがまた良い余韻になりました。

・アンコール
毎年楽しみなのがこのアンコール。そのためだけに近藤真彦湘南乃風をサプライズ登場させた前科があるだけに、今年も心待ちに。
まずは会長と金爆を呼びワンナイ。ここでの会長の笑顔はキャラではなく自然とこぼれたものだった様に見えました。
オーラスは仙貨の千葉さん・NoGoD団長を呼び込みチャゲアス『YAH YAH YAH』。毎回オーラスは他人のヒット曲なんだよなあ。
そしてサビでダチョウ倶楽部がサプライズ登場。曲終了後はお馴染みのネタを一通りやってくれて、観客皆笑顔に。
豪華な花火で締めくくり。

今年は一人での参加だったのですが、それでもこの上なく幸せな気持ちになれるのがこのフェスの魔法。
また来年も必ず来ようと思いました!