スピード感(仮)

自分の好きな音楽、中古屋で収穫したCD等についてつらつら語ります

2月の中古屋おかいもの 2

 続きです!

 

TAKUYA『i love you』 

i love you

i love you

 

 元JUDY AND MARYのギタリストTAKUYAのジュディマリ解散後のソロ名義での1stシングル。
表題曲はこちらで紹介したソロ1stアルバムにそのまま収録されています。
カップリング曲『VICTIM』はCulture clubのカヴァー。
箏をフィーチャーし、はんなりと仕立てた良カヴァーではあるのですが、日本語詞曲では気にならなかった歌唱も英詞ではぎこちなさの方が目立つ。
ギターも目立たないですし、こういうのが聴きたいんじゃないんだよ~というファンの当時の声が聞こえてきそうな。

 

HEADS『MicMasta!』 

MicMasta!

MicMasta!

 

 「ガキラッパー」というキャッチフレーズのアミューズ所属の小中学生ダンスグループの唯一のフルアルバム。ONE OK ROCKの前身としても知られています(ToruとRyotaが所属)。2002年リリース作ですが、当時こういうBボーイ小学生たくさんいましたよね 笑。
GAKU-MC今井了介、嵐の『a Day in Our Life』を手掛けたSBKのSHUN&SHUYAコンビらが参加。 
メンバーの年齢からして対象年齢が低めに設定されているであろうと思いきや、結構ガチなラップがメインのクールな作風です。
前述のSBK組による『パーフェクトランド』『Gooood or Bad!』なんかはJ-POPなメロが一切出てこないHIP-HOPでかなりカッコいい。やらされている感は全くなくこなしているのが凄いです。ダンスも上手かったのでしょうね。
またメンバーのほとんどが声変わり前なので、『Shala Shala』や『夕陽』といった切ないR&Bにもグッときます。
このように大人びた作品ではありますが、ハレルヤをサンプリングしメンバー4人が作詞作曲したボーナストラック『Hallelujah Forever~卒業記念』は等身大なリリックが微笑ましいです。
「新たな科目英語!算数は数学に変更! 12歳超えるに際して 大人運賃嫌でも開始で~」というパンチラインが最高。 

 

INCOGNITO『THE BEST OF INCOGNITO

Best of Incognito

Best of Incognito

 

 Jean-paul maunickを中心に結成、所謂アシッドジャズシーンを代表するグループのベスト盤。
テレビ番組『musicるTV』でMCのヒャダインがゲストのw-inds.とコラボしてほしいプロデューサーとして彼を挙げており、その時流れていた『Still a friend of mine』が気になって手に取りました。
似たようなタイトルのベスト盤が98年と00年に出ており私は98年のものを買ったつもりなのですが、ケースとブックレットは前者なのにCD本体は後者のものが入っていました。まーブックオフあるあるですわ。
聴いてみた感想はというと、「5年・10年前だったらオシャレすぎて逆にダサかったと思うんですが、今こういう波キてるじゃないですか」という番組内でのヒャダインの発言が全てを代弁してくれているという感じです。
『Still a~』以外にも『Deep watars』とかが好きですね。