スピード感(仮)

自分の好きな音楽、中古屋で収穫したCD等についてつらつら語ります

Negipecia『Girl's Life』レビュー

 

Girl's Life (Negicco盤)(+2)

Girl's Life (Negicco盤)(+2)

 
Girl's Life (Especia盤)(+2)

Girl's Life (Especia盤)(+2)

 

 新潟出身であのORIGINAL LOVE田島貴男氏をも虜にする3人組アイドルNegiccoと堀江系ガールズグループを標榜する80'sアーバンな音楽性の5人組(当時は6人組)アイドルEspeciaのコラボシングル。NegiccoVer.とEspecia Ver.の2タイプが販売されています。

表題曲は後藤次利がプロデュース・作編曲を手掛けたミドルテンポのポップチューン。ドラムに村上“PONTA”秀一を迎えています。音楽性としてはNegicco寄りで、メロディーのわかりやすさというより掛け合いのキャッチーさで魅了するタイプの楽曲です。

後藤氏×アイドルといえば80年代のおニャン子諸作が思い浮かびますが、両グループの音楽性に合わせてか今回はちょっと硬派な面を見せてみたのかもしれません。ベーシストとしての主張も垣間見え、結構本気のようです。ただサビがあっさりしすぎている気がしました。特に「wow wow~×2」の部分が一回で終わっちゃうのはちょっと物足りないなと思ってしまいます。もう慣れましたけどね。

『水着・浴衣・花火・背伸び』は後藤次利が作曲し、それぞれのグループが違うアレンジで歌っています。Negicco Ver.ではお馴染みconnieによるサルサ調、Especia Ver.もお馴染みのSchtein&Longerによる鉄板のブラコン調のアレンジとなっています。
アレンジはどちらも良いのですが、それ以上に歌い手が違うとここまで印象が変わるのかという点で面白かったです。私はEspeciaのバウンシーで勢いある歌声が好きなのですが、Negiccoの清涼感ある声とBメロで一部ちょっと音程が不安定になっている(のをそのまま収録している)ところ 笑 も良いなと思いました。

3曲目は交換人事による互いの楽曲のリミックス。Espceiaの『アバンチュールは銀色に』はconnieによるハウス調に、Negiccoの『ライフ・イズ・キャンディ・トラベル』がPellyColoによって…(soundcloudとかに転がってるUKハウスってこんな感じだよなとは思ったのですが、この辺明るくないので的外れだったらすみません。…といった感じになっています。

かなり聴きごたえのあるシングルでした。コラボは解散したようですが、第2弾やってほしいな・・・