スピード感(仮)

自分の好きな音楽、中古屋で収穫したCD等についてつらつら語ります

氣志團万博2018(2日目)に行ってきました!

今年も恒例の夏納め、氣志團万博へ行ってきました。
簡単な忘備録です。

 

グループ魂
平均年齢50歳のおっさんらがしょうもない曲をかき鳴らすというかたちのパンクバンド。
2017年のブルーリボン賞 主演男優賞受賞俳優でもある阿部サダヲ、彼がステージにあがるだけで会場全体が沸くから凄いです。
しかしまあ港カヲルによる「氣志團万博とかけまして女と解きます。その心は?たまにしかやらせてくれません」という前説からもうひどいw。
3年ぶりの出演ということで『ペニスJAPAN』も3年ぶりに聞いた。この曲は群を抜いてひどい。

 

LiSA
ここ数年の自分にとって最も肌に合わない音楽ジャンルの一つにアニソン系がありまして。彼女は演歌的な歌唱ではないので聴きやすい方ですが、それでもあまり聴かないなあという。
そこで仲直りのためにも見に行いった次第です。
『best way,best day』をはじめラウド且つパンキッシュな楽曲群は確かにカッコよかったけど、それ以上にMCがきっついなぁという別の発見が。
声もキャラも作りすぎじゃない?、という違和感に耐えきれず休憩へ。

 

東京スカパラダイスオーケストラ
思い出深い『銀河と迷宮』をやっと生で聞けた!
  
ORANGE RANGE
彼らがメガヒットを飛ばしていた時期が自分の中学3年間にちょうど重なるので、曲がもう染み込んでいる。見ないわけにはいきません。見るのは5年前のロッキンぶり。
初っ端の『上海ハニー』から『以心電信』『イケナイ太陽』というアラサー皆殺し全員大合唱の夏アンセムの数々。
イベントを通しての曇天だったにもかかわらず、『イケナイ~』のときだけ唯一太陽が顔を出したの、出来すぎでしょう。
大胆にも2曲目に入れ込んだ新曲『Ryukyu Wind』が「らしい」エレクトロポップなのも良かったです。
メンバーがいい感じにおっさんになっていて(YAMATOだけは若い)月日を感じたりもしましたが、別の意味でそれを感じさせたのは演奏のビルドアップぶり。
中でもラストの『キリキリマイ』は凄みすら感じる演奏でした。正直もっとダサい曲だったはず。最後はギターノイズをぶっ放して帰って行きました。

 

the GazettE
100点満点のライヴでした。彼らがかっこよくあり続ける限りはヴィジュアル系は死なないと思う。
好感度の塊であるRUKIさんMCですが、中でも「いつも来てくれてる奴ら!お疲れ、初めての人!また暴れましょう」ってのがよかった。

 

森山直太朗
このフェスでの愛されキャラこと直太朗氏。
皆の期待通り『夏の終わり』を披露したあと、氣志團カヴァーを経てのラスト『群青』が素晴らしかった。
サビで「Hey Siri 僕の悩みを聞いてくれよ」と誰にも言えない悩みをsiriに向かって打ち明ける描写がとても印象的な楽曲なのだけど、二番から何故か氣志團の面々がステージに出てきてサビに合わせて一人一人尻を出していく…。
最後それを直太朗が怒るんだけど、実は自分もズボンに穴が空いていて尻出てたというオチ。
なんでそんな演出にしちゃうのかなあと思うんだけど、彼なりの照れ隠しなのかなとも。

 

HYDE
ソロになっても圧倒的なカリスマぶりは健在。
個人的にはラウドロック路線にいまいちハマれないだけに『HONEY』の良さが際立つ。これにはフードエリア含めた会場が沸いた。

 

ヤバイTシャツ屋さん
HYDEがまだやっているうちから本気のリハ(『Tank top of the world』含む)をやってしまうという怖いものなしぶり。
自らが築き上げた「ラルク」という看板を乗り越えようともがいている(ように見える)彼とは対照的に、取るに足らない学生の日常的な歌詞の曲を無邪気に演奏しめちゃめちゃ盛り上げる彼らの姿を見ながら複雑な気持ちになったよ…。
初見でしたが、曲はキャッチー+演奏はしっかりカッコいい+ちょうどいいテンポ感でサクサク笑いをとっていく漫談MC、というそりゃあ売れるわという印象です。
『あつまれ!パーティーピーポー』『ハッピーウェディング前ソング』なんかでは柄にもなく大声でシンガロングしてしまいました。
個人的には『週10ですき屋』も聴きたかったな。

 

THE ALFEE
今日のお目当て。結成45周年とのこと。
そもそもフォークを出発点としながらHR/HMを取り入れていった時点で意味不明なのですが、グラサン・フォークおじさん・ヘビメタで王子という3人の並びは改めて見てもやっぱりおかしい。
野外ライヴのパイオニアだけあるステージング、圧倒的な声量・ハーモニー、スタジアム仕様のゴージャスな音作り、そして平成のゆとり世代(ヤバT)に喝を入れるが如くの熱い歌詞・・・全部最高。
シングル曲をメインとした構成ながら、まさかの選曲として坂崎氏が謎のハイトーンを聞かせる名ミドルメタル『恋の炎』も。

 

MIYAVI
正直なところ『SAMURAI SESSIONS vol.2』以降の楽曲がいまいちだな~と思っていましたが、やっぱりライヴで観るとカッコよかったです。
サイドにシンガーを配したことで益々本人の歌が減ったのが寂しくもあるのですが、ギターがあれだけ歌い叫んでいるのだから不要なのだということは理解できます。
基本的にダンスチューンを並べたセットリスト。
ただ彼の真骨頂は『Fire bird』『WHAT'S MY NAME?』といったアッパーなロックチューンだと思うのでこの路線での新曲が欲しいところ。
いろいろ書きましたが、とにかくカッコよかった。

 

氣志團
『走れ正直者』『踊るポンポコリン』あり『U.S.A(O.N.C)』ありの、学園祭のクロージングセレモニーのようなあったかいステージ。
翔やんも「ありがとう以外言うことがない」と言っていましたが、こちらもありがとう以外書くことが思い浮かばない。最高の夏納めをありがとう…!!
『ゆかいな仲間たち』とか『Theアイシテル』あたりの曲の良さも再認識。

 

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ではまた来年~!

下半期ベストトラック2017

あっという間だった2017年。
サマソニ・VJS・氣志團万博と参加したどのフェスも素晴らしかったですし、
その他のプライベートではドバイ旅行と3年ぶりのシンガポールそしてホノルルマラソンが楽しかった、そんな1年でした。

 

では2017年下期によく聴いた曲です。
カヴァーものであまりに良かった2曲も選外として選びました。


選外:TWEEDEES『プリン賛歌』

à la mode

à la mode

 

これはズルい。アニメおじゃる丸のED。
幼いころよく聞いていたこの曲が見事にTHE沖井礼二サウンドに生まれ変わっていて、その相性に驚きましたね。

 

選外その2:半田健人『justφs』

HOMEMADE

HOMEMADE

 

「JustiΦ's」MV 半田健人 - YouTube

自身ですべての詞曲演奏を手掛けた宅録アルバム『HOMEMADE』より。
正直門外漢では評価不能の狂ったアルバムです。カメレオンのようにころころ変わる歌声も、『どすこい超特急』に代表される曲タイトルも・・・。
そんな中思い出補正もあって一番聴いてしまうのは、やはり自身主演の仮面ライダー555主題歌のこれ。
思いっきり昭和歌謡なアレンジでしっかりアルバムに馴染んでいます。
歌い方は他の曲同様昭和歌手っぽいようで、どこか原曲でのISSAの歌唱に引っ張られているのが可笑しい。


16.THE RAMPAGE from EXILE TRIBE『100degrees』

100degrees

100degrees

 

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE / 「100degrees」 (Music Video) - YouTube

LDHの悪ガキ集団の4thシングル。TVでのパフォーマンスもMVもイキりまくりで凄かった。コンビニで彼らがたむろしてたら逃げたいと思います。
メロディーもラップも良いのですが、何よりトラックがカッコいいな。
ハイロー関連の諸作と並ぶ、LDHの本気がここに。

 

15.PUNPEE『Bitch Planet』

MODERN TIMES

MODERN TIMES

 

 さすがにおさえとかないとまずいだろということで聴いたアルバム『MODERN TIMES』より。
どちらかというとアルバムトータルで評価されるべき作品ですが、強いて1曲あげるならこれかなと。
00年代初頭のR&Bみたいなキラキラしたトラックにツボを突かれ、RAU DEFとのコミカルなやりとりにほっこりしました。

 

14.Hi-STANDARD『The Gift』

THE GIFT

THE GIFT

 

 まさかのフルアルバム。リアルタイムで聞いてたらまた違った反応になるのでしょうが(陰キャ)、後追いの身なのですんなりと受け入れられました。
甘酸っぱいメロ×ヘタウマなハーモニー×疾走、というハイスタ黄金律を見事に再現した名曲。
アルバムはちょっといまいちでしたが、この曲に関しては往年の名曲群に充分肩を並べられるんじゃないかと。

 

13.AKB48『11月のアンクレット』

11月のアンクレット

11月のアンクレット

 

【MV】11月のアンクレット Short ver. / AKB48[公式] - YouTube

AKB久々の超快作。
まゆゆ卒業記念シングルで、ノスタルジックな気持ちにさせるメロディーをナイアガラ調のアレンジが引き立てます。
『ラブラドール~』のときもそうだったし、秋元康の中ではまゆゆ=ナイアガラなのでしょうか。髪型ちょっと聖子ちゃんっぽいし。
しかしどんどん知ってるメンバーがいなくなっていくのは寂しいものです。

 

12.weezer『Weekend Woman』

PACIFIC DAYDREAM [CD]

PACIFIC DAYDREAM [CD]

 

歪んだギターが大きく後退した異色作『Pacific Daydream』より。
今の音楽シーンに合わせた打ち込みリズムが目立つサウンドなのですが、そこに持ち前の美メロがうまくはまったかたちなんでしょうね。
この曲は比較的従来に近いアップテンポナンバーで、サビでこれでもかというほどキラキラしたメロディーに浸れます。

 

11.AKLO×JAY'ED『Different Man』

Different Man

Different Man

 

AKLO×JAY’ED「Different Man」Music Video - YouTube

BACHLOGIC全面プロデュースによるコラボ盤より。
The WeekndっぽくもあるしBlood Orangeっぽくもある、最新のR&Bポップ。

 

10.gibkiy gibkiy gibkiy『告白』

In incontinence

In incontinence

 

イントロ大賞。特にaieのギターが入る瞬間はまるで地獄への扉が開くかのよう。
ここ数年を振り返ってみてもロックでここまで痺れたイントロはなかったような。
曲自体はひたすら「愛してる~」という呻きが続きます。呪われそう。

 

9.HAIM『Ready For You』

SOMETHING TO TELL YOU [CD]

SOMETHING TO TELL YOU [CD]

 

HAIM - Ready For You (Audio) - YouTube

数年ぶりにリリースされた2ndより(1stが出たときノーチェックだったのは痛かった)。
バンドらしい骨太さは後退した分、80年代アメリカンポップス色が前面に出た1枚でした。
捨て曲なしだったのでどれ選んでもよかったのですが、今回は3姉妹のコーラスワークが堪能できるこの曲を。
なんかフレンズとかフルハウスとかで流れても違和感なさそう。

 

8.KEYTALK『誓い』

誓い

誓い

 

今年遂にCOALTAR OF THE DEEPERSのライヴに行ったのですが、最寄駅でギターの小野氏を見かけまして。聴かず嫌いは良くないと聴くようにしましました。
この曲はシングル『セツナユメミシ』のc/wでドラマー八木作。
前半はポストロック寄りのギターが印象的なアップテンポの歌ものなのですが、後半はギターソロを合図に宇宙空間へ飛んでいきます。
怒涛のドラミングや轟音を切り裂くフリーキーなギターはどこか『The Breastroke』を彷彿とさせますし、シンセの感じや近未来アニソンっぽい雰囲気は『Yukari Telepath』っぽい。
心なしか首藤ヴォーカルもナッキーに聞こえてきます。
DEEPERSファンは是非チェックを!

 

7.関ジャニ∞『今』

ジャム(通常盤)

ジャム(通常盤)

 

SMAP『オリジナルスマイル』あたりの馬飼野康司による諸作やV6『Believe Your Smile』などと並ぶ究極のジャニーズポップス。
提供はニセ明こと星野源(吉岡里帆とのあのCMだけはどうにかなんないのかな)。
『YELLOW DANCER』以降特に才能が爆発している彼ですが、ジャニーズアイドルにまで名曲を提供できるとなると本当に敵なしというか。
自身のシングルもc/w含めて良かったです。

 

6.LUNA SEA『Thousand Years』

Thousand Years

Thousand Years

 

そのあまりのラフさ加減にちょっと面食らってしまったアルバム『LUV』。ジャケのイメージと全然ちげぇ~!
メロディーに悪い意味での90年代っぽさも感じてしまう曲もありましたが、次の展開に希望が持てる作品ではあります。
そんなアルバム中で一番気に入ったのがINORAN作のこれ。
現在の氏のモードをそのまま持ち込んだカラッとしたオルタナロックで、近年のINOソロが好きな身としては感涙の1曲でした。
「オーオー」のコーラスもエモい。

 

5.米津玄師+菅田将暉『灰色と青』

灰色と青 ( + 菅田将暉 )

灰色と青 ( + 菅田将暉 )

 

米津玄師 MV「 灰色と青( +菅田将暉 )」 - YouTube

今の日本のエンタメシーンにおける最もトレンディーな組み合わせ。
純粋に良い歌です。Aメロがいいんだよなあ。

 

4.David Guetta & Afrojack『Dirty Sexy Money feat.Charli XCX & French Montana』

Dirty Sexy Money (feat. Charli XCX & French Montana) [Explicit]

Dirty Sexy Money (feat. Charli XCX & French Montana) [Explicit]

 

2017年夏最大の恨みと言えばCharli XCXのサマソニドタキャンです。自身のシングルも客演曲もどれも良かったので今年是非一度見たかったのですが…。
大物DJ二人のコラボによる、ノイジーなダンスチューン。
クリスマスソングみたいな綺麗なシンセによる導入でメロウ路線かと思わせといて、全然そんなことなかったですし、なんなら歌詞は中々エロい。
彼女のハスキーな歌声にはこういう畳みかけるようなメロディーが合いますね。

 

3.欅坂46『太陽は見上げる人を選ばない』

真っ白なものは汚したくなる (Type-A)(DVD付)

真っ白なものは汚したくなる (Type-A)(DVD付)

 

去年の『世界には愛しかない』『二人セゾン』があまりに素晴らしかっただけに今年のシングルの不出来具合には唖然とする他ないのですが、アルバムには良曲がたくさんあって安心。
EDMをベースとし爽快に突き抜けた、2017年に在るべき王道アイドルソングという印象です。
サビ後の「OH OH OH...」も今風で且つちょっとエモい。
個人的にはシンガポール放浪中にメトロでよく聴きました(あの近未来都市によく合うんですよ)。

 

2.DJ RYOW feat.SALU & SOCKS『ORERA NO ERA』

THE MIX TAPE VOLUME #5 -4eva Young-

THE MIX TAPE VOLUME #5 -4eva Young-

 

DJ RYOW feat.SALU & SOCKS『ORERA NO ERA』【Music Video】 - YouTube

思いっきりミーハー発言ですが、今年のSALUは凄かったですね。自身のソロ作や幅広い客演のどれもよかった。
物騒なフリースタイルバトルやギャングの独白みたいなラップにあまり馴染めない身としては、彼みたいなスタイルのラップをもっと聴きたいなーと思う次第です。
とくに最近の彼の場合はリリックやMVの表情から、今を楽しんでいるのが凄く伝わってくるのが良いなと。
『CATTY』か『illuminate』とも迷ったのですが、今回は今の自分に向けての応援歌としてこれです。

 

1.kygo『Stranger Things feat.OneRepublic』

Stranger Things

Stranger Things

 

Kygo - Stranger Things (Audio) ft. OneRepublic - YouTube

今頃になって前作『Cloud nine』をヘビロテ中なのですが(主に出勤中)、やっぱりトロピカルハウスは耳に優しいし癒されます。
この曲はOne Republic本体にも通じる開放的なメロディーが印象的な、お得意の浮遊ポップです。
何より綺麗な音色のドロップが気に入りましたね。
夏にも聴けそうですが、冬の夜空を眺めながらのチルアウトとしても良いかなと。

 


ということで、上期と合わせ2017年ベストソングは

5.欅坂46『太陽は見上げる人を選ばない』
4.DJ RYOW feat.SALU & SOCKS『ORERA NO ERA』
3.kygo『Stranger Things feat.OneRepublic』
2.DJ Khaled『I'm the one』
1.JJJ『BABE feat.鋼田テフロン

でした。

2018年も良い一年になりますように。

上半期ベストトラック2017

久しぶりの更新です。
更新の時間を確保するのが難しく、すっかり放置気味ですが、年間BESTモノだけは意地でも続けます!
サマソニ行く前に書いていたので、早くもチェックしそびれが多くあったことを実感していますが・・・

 

16.SEX VIRGIN KILLER『Dead End Breaker』

VAZINISM (ヴァジニズム)

VAZINISM (ヴァジニズム)

 

www.youtube.com

 今時エクスタシー期のXだとかAIONだとかを彷彿させる時代錯誤甚だしいルックスのバンド。
10年前ぐらいに一度一部で話題になっていましたが、それをすっかり忘れていた中でようやく出た1stアルバム。
しっかりと鉄壁な演奏、ギターソロもしっかりドラマティック、なのにそこに乗るヴォーカルが余りにナルシスティックでヘロヘロで悶絶。V系はこうでないと!
好む音楽は年々変わってきていますが、結局こういうのは聴いてしまいますね。

 

15.小室哲哉『rever feat.大森靖子

Tetsuya Komuro JOBS#1(2CD)

Tetsuya Komuro JOBS#1(2CD)

 

Tetsuya Komuro / JOBS#1発売直前 ティザームービー ver.2 - YouTube

 大森靖子をフィーチャーした小品。
タイアップに合わせてサクッと作ったものとは思いますが、これがまた良い意味でのTHE小室節の名曲。
ファンタジックなシンセに彩られたサウンドの上を、キーボードが例のリズムで弾む!
ふわっとした彼女のヴォーカルもとても合っています。

 

14.KREVA『FRESH MODE』

嘘と煩悩 (通常盤)(CD)

嘘と煩悩 (通常盤)(CD)

 

 どこか奥行きのあるトラックが印象的で、全体的にメロウなアルバムを象徴する1曲。
ラップ・加工ボイスもどこか海外の最新モードっぽさが感じられ、全体的にドープな雰囲気なんだけど、そこにフッと甘いフックが入ってくるのがたまらない。

 

13.fazerdaze『Lucky Girl』

MORNINGSIDE

MORNINGSIDE

 

 


Fazerdaze - Lucky Girl (Official Video)

ニュージーランド宅録女子。いいなあニュージーランド
キラキラしたアルペジオに彩られた爽快なギタポ+リバーヴのかかった女子Vo.・・・。
もうこの手のインディーポップ、どれ聞いても同じだろと思うのですが、やっぱり抗えない。MVも昔見た洋画のワンシーンみたいで素敵です。
ただアルバムはもっとどんよりしていて期待外れ。

 

12.西野カナ『パッ』

パッ(初回生産限定盤)(DVD付)

パッ(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 カナやんかわいい。
ダンスもかわいい。

 

11.PLASTICZOOMS『Breitenbach』

PLASTICZOOMS

PLASTICZOOMS

 

 以前の曲で例えると『Cry,Distance』のような、フロントマンSHO氏の低体温Vo.+哀愁エレポップ系統の曲が好きなので、まさに待ち望んだ1曲でした。

 

10.The Chainsmokers『HONEST』

メモリーズ...ドゥー・ノット・オープン

メモリーズ...ドゥー・ノット・オープン

 

 The Chainsmokers - Honest | (Traducida al Español) - YouTube

今年頭今頃になって『Closer』にハマり、『Paris』にもハマり・・・という中で出たアルバム『Memories...Do Not Open』より。
たしかに上記2曲の路線を期待した身からすると期待通りなんだけど、似たような曲ばかりで逆にビビるという。
とはいえ1曲1曲は良いです。みんなで歌えるEDMの様式をベースに、こういう切なさを持ち込んだのは発明では。
ジャンルとしてはフューチャーベースとのことだけど、80'Sっぽさすら感じますね。

 

09.ゆるふわギャング『Hunny Hunt』

Mars Ice House

Mars Ice House

 

 本当は『Dippin' shake』が一番好きなんですが去年に発表されていたので。
彼らの特徴である、ちょっとかわいらしいトラップサウンド+ふわっとした男女ラップ、による独特の浮遊感という彼らの良さが詰まった曲。
これはプーさんのハニーハントがテーマとのことで、あまりダーティー過ぎずただただ気持ち良いのが好きです。

 

08.VAMPS『Don't Hold Back』

UNDERWORLD(通常盤)

UNDERWORLD(通常盤)

 

 よりヘヴィーロック・インダストリアル寄りに傾いたアルバム『UNDERWORLD』収録曲。
どんなに音がUS仕様になってもHYDEの艶やかな歌声と二人のメロディーセンスは揺るがないのだなと再認識しましたね。

 

07.LOVE PSYCHEDELICO『Might Fall in Love』

LOVE YOUR LOVE【通常盤】

LOVE YOUR LOVE【通常盤】

 

 


LOVE PSYCHEDELICO - Might Fall In Love(Short ver.)

デリコ、かっこいいけどメロディーの上下/抑揚がなくてどれ聴いても同じ…というイメージを大きく覆した1曲。
ラテンっぽい雰囲気のセクシーなミドルナンバーですが、こんなにメロディーがキュートな曲って彼らの中にほとんどなかったのでは。
MVのKumiさんも妙にかわいいぞ。

 

06.清竜人25マリッジブルーを抱きしめて』

WIFE(通常盤)

WIFE(通常盤)

 

 解散コンサートがあまりに素晴らしかった彼らのこれまた名盤『WIFE』収録の新録曲。
アッパーな曲が多めな従来に反し、テンポをぐっと落とし曲のバリエーションも充実させていた当作を代表する1曲です。
サビでの抑えめなヴォーカルの掛け合いが綺麗で、マリッジブルーというテーマをこうファンタジックに描いてしまうとは清竜人はやはり天才だなと 笑。
また、意外と彼らの曲でここまで男女ヴォーカルを擁する意義を感じさせるものって多くなかったなあと感じたり。
竜人氏のいつもならカッコよくキマる台詞もここでは夫人達に悉くあしらわれてしまうのも良いですね。

 

05.岡崎体育『Natural Lips』

XXL(初回生産限定盤)(DVD付)

XXL(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 

岡崎体育 『Natural Lips』Music Video - YouTube

逆空耳ソング。というとSOPHIAの『HARD WORKER』が思い浮かぶ脳なのですが、歌詞としての意味を除けばそれをはるかに上回る完成度かなと。
方々でSOUL'd OUTが引き合いに出されていますが、ディスコ調のトラックの感触も含め、私も同じことを思いました。
「ブス 否 美人」は2017年屈指のキラーフレーズ。

 

04.Calvin Harris『HOLIDAY feat.Snoop Dog,John Legend & TAKEOFF』

Funk Wav Bounces Vol 1

Funk Wav Bounces Vol 1

 

Calvin Harris - Holiday (Official Audio) ft. Snoop Dogg, John Legend, Takeoff - YouTube

 サマソニでのセットリストが「カルヴィンショック」などと揶揄されていますが、アルバム『Funk Wav bounces Vol.1』自体は本当に傑作なんですよ。
アルバム通して傑作なので選ぶのが難しいのですが、今回はタイトルのイメージから最も裏切られたこの曲を。(『Feels』と迷った)
John Legendのスモーキーな歌声の映える、よりヴィンテージ感の強い1曲です。

 

03.sukekiyo『斑人間 Collaboration with 福井祥史(VINYL, ex.STRAWBERRY FIELDS, ex.D'ERLANGER)』
リメイクものはこういう中に入れたくないのですが、でもめちゃくちゃ聴いたので。
元々は2014年発表したものを、福井祥史をゲストボーカルに加えて再録しています。
VINYL時代から一切の衰えのない、福井氏のハイトーンボイスが健在でびっくり。
そしてクリーントーン主体のsukekiyoにおいては比較的メタル寄りの曲なので、この歌声がしっかりハマる。
彼らの曲がやはりどんどん難解になってしまうなかで、1stアルバム収録曲はメロディーが際立っていてどれも好きだなあと再確認。

 

02.DJ Khaled『I'm the one feat.Justin Bieber,Quavo,Chance the Rapper,Lil Wayne』

Grateful

Grateful

 

 DJ Khaled - I'm the One ft. Justin Bieber, Quavo, Chance the Rapper, Lil Wayne - YouTube

ラッパー勢の豪華ぶりも凄いけど、リラックスした横ノリサウンドを彩るジャスティンの甘い歌声が好き。
ガンガンの冷房の中こういうのを聴いて、青空と海を眺めていたくなるようなw。

 

01.JJJ『BABE feat.鋼田テフロン』

HIKARI

HIKARI

 

www.youtube.com

 これは完全にいい意味での雰囲気モノです。
正直何をラップしているのかほとんどわからないし、彼自身が何者かもあまりピンと来ていない。
なのにフロウもビートもただただ心地よい。鋼田テフロンのフックもめちゃくちゃ耳に残る。
GWに香港に旅行に行ったこともあり、MVでの香港の夜景・街中の映像もグッとくる。
このちょい後にKEN THE 390がテフロン氏をフィーチャーしたメロウものをリリースしていてそっちのが遥かに解りやすいのですが、何故かこっちばかり聴いてしまいますね。


ということでなんとなく浮遊感のある曲が多めな2017上半期。
仕事もアレだし、音楽を聴くときはふわっとしていたい、的な思いの表れかも・・・。

海外旅行でCDのおかいもの -ドバイ編-


いきなりですが、私は海外旅行が好きでして、お土産として可能な限り買っているのは現地のCDだったりします。

先日ドバイへ旅行に行ってきました!!
アラジンの世界のような砂漠の世界と日々進化を続ける大都会をこの目に焼き付けたかったのです。
夏には外気が50℃近くになると言われますが、私が行ったのは2月だったので、昼は25℃・夜は17℃ぐらいと丁度良い天気。
あの世界一の高層建造物であるバージ・カリファをはじめ煌めく摩天楼の夜景に心奪われ、デザートサファリツアーに参加するなど楽しい旅でした。

さて、非イスラム文化にも寛容なUAEの中でも、欧米の高級ブランドや企業が多数進出し、観光客だけでなく外国人居住者も多いドバイ。
ホテルのレストランやバー・クラブではお酒もOK。なので結構街中では世界のヒットチャートをベースにクラブ系の曲がガンガンかかっているんですね。
なので音楽産業もそこそこしっかり存在するようです。小さなコンビニのような店に行っても意外と現地のCDが売られていたりもします。

しかしなかなか行く機会の無いドバイで、如何に他の予定を邪魔しないように空いた時間でCDを買うか?
…そんなときにおすすめなのが、英ヴァージン・グループによって運営される大型CDショップ「Virgin Mega Store」。
日本にも割と最近まであったんですね、知らなかった。
音楽だけでなくゲーム機や本・楽器・DVDなどを総合的に取り扱うショップで、ドバイではドバイモールとモールオブジエミレーツに店舗があります。ドバイ観光の際はどちらかには必ず寄るはず。
CDの品揃えとしてはユニバーサルミュージックが絡むものがメインですが、現地の作品も少々。ジャズからクラブミュージック、さらにメタルまで結構幅広く取り揃えていました。

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写真はドバイモール内の店舗です。

買ったのはこちら3点。

1.Various Artists『The Best Arabian Nights Party 2015…ever!』

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UAT - Mashiha - مشيها - YouTube

…意外とチャラい!と思った人も多いのでは。
リンクを貼ったのは1曲目に収録されている、UATというユニットのヒット曲(らしい)『Mashiha』。
近年のThe Black Eyed Peasm-floをアラビアン化させたような感じですね。
以降も世界水準のトラックに時折アラビアンな旋律が織り交じるスタイルの楽曲が並んでおり、それがエレクトロR&B~ダンスポップ~インストのEDM…といった流れで20曲も続くので頭がおかしくなりそうになる 笑。
ドバイの灼熱に脳が溶かされていく感覚にも近いかもしれません。
他の収録曲に少し触れますと、女性シンガーGina heisser(出身はNYだそう)の『Habibi Love』は夕暮れ的でクール&ドライなミドルテンポダンスチューンですが、何故かNile Rodgersをフィーチャー。
あとBunyakim Olguncan『Harem Dance』はクラブというより完全に現地のベリーダンスのBGMだよなあ。

 

2.Various Artists『the desert lounge°vollume two』f:id:Shinikana:20170219203303j:plain

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2007年リリースのタイトル通りのラウンジコレクション。インストのみ。
こちらも時折アラビアっぽい旋律が時折聞こえてきます。
デザートサファリツアーのキャンプでこんなようなのが流れていました。


3.Fayez Al Saeed『Ana Weni』

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Fayez Al Saeed ... Ana Weni - Video Clip | فايز السعيد ... انا ويني - فيديو كليب - YouTube

こちらはドバイ出身でドバイで活躍する男性歌手ファエズ・アル・サイードのおそらく最新作。
ジャケットからブックレットまでアラビア語の嵐だったので、何というアーティストの何という作品か調べるのに大変苦労しました。
歌・コーラス・パーカッションの目立つトラックなど、THEアラビアンポップスといった趣。
しかし12曲目のようにエレクトロビートを導入した楽曲もあり、ジェントルでユーモラスなジャケットが示すように時流もしっかりと乗りこなしています。

 

またドバイへ行きたいなあ。
そのときはドバイの音楽シーンがどのようになっているかも楽しみ…!!

ではまた!

下半期・年間ベストトラック2016

 

diaryshinikana.hatenablog.com

 

ではでは続いては下半期、および年間のベストトラックを。
2016年なので16曲です。

 

16.KANDYTOWN『R.T.N』

KANDYTOWN <通常盤>

KANDYTOWN <通常盤>

 

話題作だから手に取りました(ミーハー)。
ソウルのサンプリングを中心としたトラックのお洒落さにも惹かれますが、見た目から連想されるギャング系のラッパー集団のようなダーティーなリリックがないのが特に良いですね。
クールな音楽をバックにクールにラップしてクールに街を歩くというスタンス。
元々草刈正雄の息子(故人)を中心とした集まりだったからか、不良っぽさと品の良さが絶妙なバランスです。

KANDYTOWN - R.T.N - YouTube

 

15.A9『ANIMUS』

LIGHT AND DARKNESS

LIGHT AND DARKNESS

 

Alice Nine名義のラスト作では迷走感も否めなかった彼らですが、事務所独立&改名を経て再び軌道修正。
アルバムはシティポップ調の曲なんかもある(しかも意外と様になってる)充実作で、『VISUAL JAPAN SUMMIT』で披露されなかったのがもったいないなーと。
この曲はスペーシーな電子音が光る、得意の4つ打ちVロック。王子様感のあるヴォーカルがハマっています。

 

14.METRIK『LIFE/THRILLS feat.Nagawd』

Life/Thrills

Life/Thrills

 

都会の夜景・夕景が好きなんですが、たまたまそんな感じのジャケを見つけて手に取ったイギリスのドラムンベース系のユニットの2ndから。
フィーチャーされたラッパーとトロピカルな鍵盤がイマっぽい、ドラムンダンスポップ。
声ネタの使い方も流行りなのかもしれませんが、Major Lazorっぽくもありますね。

 

13.For Tracy Hyde『Her Sarah Records Collection』

Film Bleu

Film Bleu

 

うわああああ何という青春の煌めきギターポップ
みずみずしいメロディーに音を外し気味なヘタウマ女子ヴォーカル(ルックスはモデルさんみたいなのになあ)が乗っかるという、特に新しい発見もない音なのですが、やっぱりこの系統には抗えませんでした。
ちなみにバンド名にhydeという文字が入っていますが、この曲のメロディーはtetsuの『Can't stop believing』っぽいです。

 

12.L'Arc~en~Ciel『Don’t be Afraid』

Don't be Afraid【初回盤】(Blu-ray付)

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 tetsuyaのペンによるシングル曲。
『EVERLASTING』『Wings Flap』と初期のNW感に2010年代的サウンドメイクが融合したような楽曲が続いていたラルク
てっちゃんさんソロシングルがポジティブ一辺倒だったこともあり、そろそろ『READY STEADY~』『Link』みたいなのが来るかと思いきや、これもどこか初期的な憂いを湛えたアップチューン。なんとなく『DAYBREAK'S BELL』を彷彿とさせたりも。
Bメロが特に好きです。

 

11.Two Door Chinema Club『Je Viens De La』

GAMESHOW/DELUXE EDITIO

GAMESHOW/DELUXE EDITIO

 

 流行に乗って彼らもアーバンファンク化。
見た目がどうこうも含め、よりスタイリッシュな山下達郎みたいな感覚。

 

10.有村竜太朗『鍵時計』

デも/demo(通常盤)

デも/demo(通常盤)

 

 ノベンバやPeople in the boxなどこの手の系統が好きな人にとっては垂涎ものの面子が揃っているソロ作ですが、いつも通りのプラでした。
暖かいメロディーが染みる、フォーキーな1曲。

 

9.清竜人25『アバンチュールしようよ』

 まさかの解散な彼らの夏シングル。
ゴージャスなホーン・ストリングスを従えた、夏らしいAOR
ちょうど自分のここ数年の流行にハマったのもありますけど、これはソロ・25含めてもかなり上位に来るぐらい好き。
チャラいMVも良いなあ・・・。

清 竜人25「アバンチュールしようよ♡」 - YouTube

 

8.きのこ帝国『夏の影』

愛のゆくえ(初回限定盤)(DVD付)

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 いきなり余談ですが、iPodシャッフル再生で伊勢正三のあとにこの曲が流れて来たのですが、まったく違和感がなかったです。
そんなダブフォーク。
個人的には寂しく終わってしまった今年の夏にあまりにもハマった1曲です。

 

7.Alexandros『Feel like』

EXIST!(初回限定盤A)(DVD付)

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 アルバム『EXIST!』から。
近年のテイラースイフトMaroon5あたりを彷彿とさせるような最新型アメリカンポップスを再現して見せたような1曲。
こういう軽やかなポップスもこなせるとは器用だなあ。
ますます鎖国化進む日本のポップシーンに2010年代の海外のポップシーンのトレンドを輸入してくれる貴重な存在になってくれるのではと期待。

 

6.乃木坂46『サヨナラの意味』

サヨナラの意味(Type-A)(DVD付)

サヨナラの意味(Type-A)(DVD付)

 

 いい曲ばっかり続けてリリースする乃木坂ちゃん。中でも橋本奈々未さん卒業記念のこの曲は感動的。同じく今年のぱるる卒業曲とどうしてこうも違うんだ。
Bメロ「過ぎ去った普通の日々が~」の「日々が~」の部分のメロが特に好きです。
あと欅坂も乃木坂もサビではガイドボーカル?の男性の声がうっすら残っているのですが、これがまた切なさを引き立てます。

 

5.w-inds. 『Backstage』

Backstage 初回盤A(DVD付)

Backstage 初回盤A(DVD付)

 

 トロピカルハウスを取り入れた意欲作…というよりは既に次の次元に達しているような。こんな曲他で聞いたことなかったです。
トラックを引き立てる涼しげなコーラス・歌声が素晴らしく、彼らが歌ったからこその奇跡の完成度なのではと。LDH界隈でも同事務所のISSAや大知でもどこか暑苦しくなってしまう。
また、ダンス担当2人のクールな掛け合いを聴いてると『NEW PARADISE』(7thシングル)の2016年版と言えるんじゃないかと思ったり。

Backstage(MUSIC VIDEO Full ver.) / w-inds. - YouTube

 

4.the band apart(naked)『light in the city2』

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 バンアパのアコースティック編成による過去曲のリアレンジアルバムから。ちょっと反則気味のエントリーですが。
元々シューゲちっくな轟音で疾走するギターロックだったのが、テクニカルなアコギが光るほっこりミドルナンバーに。
この方がメロディーが光って、原曲より好きですね。
朝の通勤のお供!

【MV】the band apart (naked) / light in the city 2 - YouTube

 

3.パブリック娘。『このままこの電車に乗って』

初恋とはなんぞや

初恋とはなんぞや

 

 男子3人組ラップ・ユニットのデビュー作より。
リリックで引用されている『イツナロウバ』にもどこか通じる、だらだらした学生生活の煌めきとセンチさがつまったヒップホップです。
最後の女の子たちとの掛け合いパートのまぶしさにで一気に涙腺にこみあげてきます。

 

2.Bruno Mars『24K Magic』

24K MAGIC

24K MAGIC

 

 ジャケがチャラい。1回あのポーズで写真とってみたいんですが、確実に似合わない。
ラグジュアリー感溢れるアーバンファンクです。成功者でないと放てない輝きがあります。
プリンスとかが引き合いに出されていますが、個人的には『BEFORE THE DAYLIGHT』の頃の角松敏生を思い出しました。

 

1.The Florist『Sadness Like Water Raining Down』

Blood Music

Blood Music

 

ド直球のUKロックを奏でる日本のバンドの1stから。
幻想的なクリーントーンギターに乗せたドリームポップ…というかアルバム全体がほとんどこの調子なのですが、透明感に満ちた歌声が素晴らしくて聴き惚れてしまいます。
中でもこの曲は特にメロディーに広がりと切なさが感じられて好きだなー。

視聴音源が見つかりませんでしたので、アルバム表題曲(これも名曲)を。

The Florist - Disintegration - YouTube

 

 

ということで上期の聞き逃しを含め、2016年のベストは

10.TWEEDEES『STRIKERS』

9.STUTS『Special Day feat.CHIYORI

8.the band apart(naked)『light in the city2』

7.パブリック娘。『このままこの電車に乗って』

6.清水翔太『Damage』

5.M83『For the kids』

4.Bruno Mars『24K Magic』

3.The Florist『Sadness Like Water Raining Down』

2.METAFIVE『maisie’s avenue』

1.The 1975『THIS MUST BE MY DREAM』

 

ということでやはりThe 1975が2016年の1位です。
The1975との出会いは本当に大きかった。
UKロックとして手に取ったつもりが、ビルボードチャートに並ぶ世界のアーバンポップ達への扉を開いてくれましたし、サマソニに行くきっかけにもなりましたし。
それを機に?私生活でも気の持ちようとかも結構変わりまして。久々に音楽に色々変えてもらったような気がします。

 

では良いお年を~